「ニート」という言葉が嫌い

「ニート」という言葉が嫌いです。

「ニート」という言葉は、もともとはイギリスの言葉「NEET」が由来のようです。

ニート(イギリス英語: Not in Education, Employment or Training, NEET)とは、元々イギリスにおいて、就学・就労・職業訓練のいずれも行っていないことを意味する用語であり、日本では、15〜34歳までの非労働力人口のうち、通学しておらず、家事を行っていない「若年無業者」を指している[1]。

ニート – Wikipedia

「NEET」は、就学・就労・職業訓練を行っていない人たちのことで、社会的な弱者であり、社会の支援が必要な人たち、という意味合いが含まれていると思います。

しかし「NEET」という言葉が日本に入り、「ニート」という言葉に変換されたとたん、なぜか人を馬鹿にしたり、差別したりする言葉として、あるいはニートの人本人がなかば自虐的な自己定義として使われることが多いような気がします。しかしこの使われ方は、元の言葉の意味とはおよそ正反対の使われ方をしているような気がします。

ニートと呼ばれる状態の人はおそらく古い昔からいたと思います。しかし最近になって問題視されるようになってきたのはなぜなのでしょうか。ニートと呼ばれる状態の人は昔と比べて特に増えていないと言う人たちもいます。

また、これは最近の「タバコ」の扱われ方とも似ているような気がします。「タバコ」は最近になって急にその危険性が声高に叫ばれるようになりました。

この「以前は特に問題とされなかったことが、最近になって急に問題とされるようになった」という点が、ニートとも似ていると思います。

ただしタバコの場合は最新の研究により、その危険性が明らかになってきたから、問題視されるようになったというのも理由の一つかもしれません。

しかしニートの場合はどうなのでしょうか。ニートも最新の研究によってその危険性が明らかになったため、問題視されるようになったのでしょうか。

たとえば、ニートになると肺がんで死ぬ確率が健常者の2倍になるということが明らかになったのでしょうか。それも少し違うような気がします。

ニートであることの問題性よりも、ニートであることがここ最近なぜ急に問題視されるようになったのか、そのことについて興味があります。

おそらく答えはニートの側ではなく、ニートを取り巻く人たちの側にあるような気がします。

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