「不条理な死」がテーマ。コーエン兄弟が監督のNetflixオリジナル映画『バスターのバラード』感想

西部開拓時代を舞台にした、 6つの短編からなる映画です。監督はコーエン兄弟です。

『バスターのバラード』(The Ballad of Buster Scruggs)は、2018年のアメリカ合衆国の西部劇映画。監督・脚本はコーエン兄弟。出演はジェームズ・フランコ、ブレンダン・グリーソン、ゾーイ・カザン、リーアム・ニーソン、ティム・ブレイク・ネルソン、トム・ウェイツら。本作は6つの章から成り立つオムニバス映画である。

第75回ヴェネツィア国際映画祭脚本賞受賞。第91回アカデミー賞脚色賞、歌曲賞、衣装デザイン賞ノミネート。

バスターのバラード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

この映画のテーマは、「不条理な死」だと思います。どの短編も、人があっけなく、不条理に死にます。「このままハッピーエンドでいいのに・・・」と思うようなところで人が死んでしまうのです。そのため、後味はけして良くありません。

特に印象に残ったのは、 5つ目の物語 「早とちりの娘」 です。

ハッピーエンドと思いきや・・・「早とちりの娘」

「早とちりの娘」は以下のような話です。

アリス・ロングボウと兄のギルバートは新天地を求め、オレゴンへ向かってキャラバンと共に旅をする。ところが、旅の最中にギルバートがコレラで死亡してしまう。ギルバートを失い右も左もわからなくなったアリスは、キャラバンの護衛のビリーアーサーに面倒を見てもらうようになる。

バスターのバラード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

兄と新天地を求めて旅をする女性(アリス)の話です。兄は病気であっけなく死んでしまい、 アリスは天涯孤独になります。しかし、護衛の男性(ビリー)と仲良くなり、さらにビリーから結婚を申し込まれます。 ビリーは頼りになり、 アリスとビリー の相性も抜群です。

このまま2人で新天地に向かい、ハッピーエンドで終わるのかなと思いきや、最後にどんでん返しがあります・・・

最後、 アリス はあっけなく死んでしまうのです。

インディアンのグループに襲われたアリスは、早とちりをして自殺してしまいます。護衛の男性がやられれたと勘違いして、銃で自分の額を撃ち抜いたのです。しかし、護衛の男性は生きており、アリスは死ぬ必要などまったくなかったのです。無意味に思える死です。そして、物語はこれで終わります。

これを見終えた後、「これで終わり?????」と後味の悪さで死にそうでした・・・。

アリスを演じるのは「ゾーイ・カザン」

この女性アリスを演じるのは、「ゾーイ・カザン」です。映画監督のエリア・カザンの娘です。おとなしそうだけど、聡明で芯の強い女性という感じです。

どの短編も後味はあまりよくありませんが、少し変わった物語が見たいという、ひねくれた人?にはおすすめかもしれません。

Netflixオリジナル映画なので、 Netflixの会員にならないと見れないようです。

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