映画『デトロイト』は、1967年にデトロイトで起きた人種差別が原因の暴動をテーマにした作品です。
この暴動を鎮圧するため、ミシガン州は陸軍州兵を投入し、43人が死亡しました。
特に、映画では暴動の中で起きたアルジェ・モーテル事件を題材にしています。
警察が民間人を虐待・殺害した事件です。
監督は、『ゼロ・ダーク・サーティ』などで知られる キャスリン・ビグローです。
映画『デトロイト』のストーリー
1967年の夏、アメリカ・ミシガン州デトロイトで大規模な暴動が発生し、街が騒乱状態となる。2日目の夜、州兵集結地の付近で銃声が鳴り響いたという通報が入る。デトロイト警察、ミシガン州警察、ミシガン陸軍州兵、地元警備隊は、捜査のためにアルジェ・モーテルの別館に入る。数人の警官が、モーテルの宿泊客相手に捜査手順を無視した尋問を開始。自白を強要された宿泊客たちは……。
暴動で疑心暗鬼になった白人警官たちは、何もしていない宿泊客をモーテルに集めて尋問します。
そして、宿泊客に自白を強要し、殺害してしまいます。さらに、殺害を隠ぺいするために、「襲われたから発砲した」と嘘をつきます。
警官たちの行動が徐々にエスカレートしていく様子が怖いです。そして、このようなことはきっとどこでも起きうるだろうと想像できます。
感想は少し地味かな・・・
全体的な感想としては少し地味かなと思いました。モーテルで警官たちが乱暴をする様子は非常に恐ろしいですが。
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