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【アメリカ・洋画】映画『ホワイトアウト』のあらすじ、ネタバレ、キャスト、感想

映画『ホワイトアウト』は、閉ざされた南極基地で殺人事件が起こり、それをきっかけに陰謀が明らかになるというサスペンス映画です。

*ちなみに邦画で『ホワイトアウト』という同名の映画がありますが、それとはまったく関係ありません。

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映画『ホワイトアウト』のあらすじ

1957年、ロシアの貨物機が南極大陸の上空を飛行していました。飛行機の貨物室には3人のロシア人が、南京錠付きの箱を抱えて座っています。

操縦席を離れて貨物室に入った副操縦士は、突然他の男たちを撃ち始め、男たちも応戦します。この銃撃戦でパイロットが撃たれ、飛行機は墜落し全員死亡します。

現代では、アメリカの「アムンゼン・スコット南極基地」に新入隊員が到着します。出発予定の隊員たちは、嵐のために早々に出発の準備をしていました。彼らは冬が来る前に出発しなければ、さらに半年間滞在しなければならなくなります。

特別副保安官のキャリー・ステッコ(ケイト・ベッキンセール)は、仕事のパートナーに裏切られて殺されかけて以来、2年間南極で働いています。彼女は2日後に南極を離れてアメリカに戻り、それから辞職するつもりでした。

ステッコとパイロットのデルフィは、発見された死体を回収するため、人里離れたハワース・メサに飛びます。死体は、隕石を探す3人の科学者グループの1人、アントン・ヴァイスでした。

検死の結果、斧による殺人であることがわかり、ステッコは捜査を続けることにします。

ステッコが基地にいる科学者の1人に話を聞きに行くと、彼は首に傷を負って死んでいました。さらに、彼女も黒服の男に斧で襲われます。

ステッコはなんとか難を逃れますが、その際に手を負傷してしまいます。その後、彼女は国連安全保障局員のロバート・プライスが、2人目の科学者の遺体を調べているのを見つけます。

2人は、行方不明になっている3人目の科学者が犯人に違いないと結論づけ、科学者グループが最近まで活動していた場所の捜査に乗り出します。

そこでステッコは、古いロシアの貨物機を見つけます。プライスとデルフィも加わって調査を進めると、鍵のかかった箱が開けられており、その中にあった6本のシリンダーが取り出されていたことに気づきます。

プライスは、シリンダーの中に武器商人が欲しがる「核燃料」が入っていた可能性があると明かします。

その後ステッコの指の傷が悪化し、指を切断します。さらに彼女は、行方不明になっていた3人目の科学者が自分のオフィスに隠れているのを発見します。

彼は、自分と2人の仲間が貨物機から容器を持ち去ったが、今は犯人がそれを持っていると話します。ステッコは彼を保護しようとしますが、殺されてしまいます。

ステッコは犯人を捕らえ、その犯人がオーストラリアの生物学者ラッセル・ヘイデンであることがわかります。

基地の司令官は、殺人事件を理由に全員の避難を命じます。ヘイデンは監禁され、冬の嵐が近づく中、ステッコとプライスは容器を探します。しかし、ヘイデンは逃げ出し、ステッコとプライスを追いかけます。

ヘイデンがプライスを追いつめて殺そうとした瞬間、ステッコが到着し、ヘイデンの安全ロープを切ります。ヘイデンは嵐で吹き飛ばされ、基地の柱に頭をぶつけて死にます。

最後に出発した飛行機の積荷のリストを確認したステッコは、死んだ科学者の遺体が乗っていないことに気づきます。

遺体を調べると、遺体の古傷の縫い目が、自分の切断された指の縫い目と一致することに気づきます。

ステッコが遺体を探ると、大きなダイヤモンドが入った袋を見つけます。ドクは、自分が他のメンバーと一緒にダイヤモンドの密輸に加わっていたことを告白します。

ドクはステッコに最後にオーロラを見たいと言い、ステッコはドクが外に出るのを許します。外に出たドクは、そのまま死にます。

半年後、ステッコ、プライス、デルフィの3人は、南極基地で冬を過ごしていました。彼女は上司にメールを送り、前回の辞表を取り消して、より暖かい場所での勤務を希望します。

映画『ホワイトアウト』の監督・キャスト

映画『ホワイトアウト』のキャスト

  • キャリー・ステッコ(米国連邦保安官) / ケイト・ベッキンセール
  • ロバート・プライス / ガブリエル・マクト
  • デルフィ/ コロンバス・ショート
  • ジョン・フューリー(医師)  / トム・スケリット
  • ラッセル・ヘーデン / アレックス・オロックリン

‎ 映画『ホワイトアウト』の監督

  • ドミニク・セナ

アメリカ人の映画監督で、他の監督作品に『60セカンズ』『ソードフィッシュ 』などがあります。

映画『ホワイトアウト』の感想

南極基地という、いわば大きな密室のような場所で起こる殺人事件というのが珍しいと思います。

犯人との格闘シーンもありますが、南極という過酷な環境がゆえに、アクションシーンは迫力が倍増しているように見えました。

また、ケイトベッキンセイル演じる保安官が途中凍傷で指を失うというハプニングもあります。

ただし、傑作かというと少し微妙で、5段階で言うと3.5くらいです。

 

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