韓国映画『目撃者』は、殺人の現場を偶然目撃した男性が、殺人犯に狙われるという話です。
サスペンスの要素に加えて、犯罪を見ても助けないという、自己中心的な現代人の問題にも着目しています。
韓国映画『目撃者』の評価
★★★★
韓国映画『目撃者』のあらすじ

平凡な会社員のサンフンは、妻と娘と一緒に、富裕層の多く住む地域のマンションに引っ越してきます。ある日の深夜、酔っ払って帰宅した彼は、マンションの外で悲鳴を聞きます。
驚いて窓から外を見ると、男がハンマーで女性を撲殺する場面を目撃してしまいます。サンフンは思わず警察に通報しようと電話を手にしますが、夫の帰宅に気付いた妻のスジンが、部屋の電気を点けてしまいます。部屋の電気に気づいた犯人がサンフンの部屋の方を見上げ、直接目が合います。
顔を見られた犯人は、帰る際マンションの階を数えサンフンの部屋を確認します。
ジェヨプ刑事を中心とした警察の捜査は、現場を見ていたはずの近隣のマンションの住民が一人も目撃者として名乗り出ないことで行き詰まります。
サンフンも証言することで自分や家族が危険にさらされると思い、警察に対して「知らない」と答えます。しかし、同じ殺人事件を目撃した別の住民が犯人に殺されたことで、サンフンは、自分と家族を殺人犯から守ろうとします。
韓国映画『目撃者』の監督
- チョ・ギュジャン
その他の監督作品に、『その日の雰囲気』などがあります。
韓国映画『目撃者』の感想
まず、警察になぜ連絡しないのかがよくわかりませんでした。韓国の警察はあまり頼りにならないのでしょうか・・・。
さらに、犯人の動機や行動もよくわかりませんでした。目撃者を狙うのは犯人としてばれないためだと思うのですが、すでに警察に目をつけられているため、いまさら目撃者を執拗に狙うのは逆に危険性が高いような気がしました。
また、サスペンスの要素もさることながら、現代社会の利己主義や自己中心主義を批判している点も興味深いです。
住人は警察の捜査に積極的に協力しようとせず、さらにこのような事件に関わると不動産の価値が下がると考え、警察の捜査に協力しないようにとマンションの全住人に連絡がいきます。
特に、サンフンの妻スジンが行方不明の妻を探している男性を助けるシーンは、他の住人が仲間外れにしているにもかかわらず、彼を助けることで、鋭く現代社会を批判しているように思えました。
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| ウォーキング・デッド | 2010–2012 | ソフィア | 
| It's Supernatural | 2011 | ナタリア | 
| ナッシュビル カントリーミュージックの聖地 | 2012 | ダナ・バトラー | 
| American Judy | 2012 | アニー | 
| ボッシュ | 2015–2021 | マディ・ボッシュ | 
| ボッシュ: 受け継がれるもの | 2022 | マディ・ボッシュ | 
| After(映画) | 2012 | ヤング・アナ | 
| かぞくモメはじめました | 2012 | アシュリー | 
| 悪霊館 | 2018 | ハンナ | 
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