★★★★映画『ファーゴ』の感想

だいぶ昔に見たことがあったのですが、最近また見返しました。2回目も面白かったです。

気の弱そうな男性がお金持ちの義父からお金をだまし取るために嘘の誘拐事件を起こします。

しかし、それが結果的に大量殺人事件に発展してしまうというストーリーです。

誘拐の実行犯の1人はスティーヴ・ブシェミです。ことあるごとに「変な顔のやつ」と言われるのが面白いです。

また、犯人を追う警察官も少し変わっていて、妊娠中でお腹の大きい女性警察署長です。

今回改めて見て印象的だったのは、「マイク・ヤナギダ」という謎の日系人が出てくるシーンです。

マイク・ヤナギダは女性警察署長と大学の同級生です。

2人は久しぶりに再会するのですが、そのときマイク・ヤナギダは「僕は孤独だ」と泣き出します。

マイク・ヤナギダの話によると、彼は大学の同級生と結婚したが彼女は病気で亡くなってしまったそうなのです。そして、女性警察署長に好意を持つ様な素振りさえします。

面白いのは、その後このマイク・ヤナギダの話が全て嘘だということがわかるところです。

そもそも、同級生と結婚したことからしてすべてマイク・ヤナギダの作り話だったのです。映画ではこのマイク・ヤナギダのエピソードが途中に入るのですが、本筋とは関係がない(と思える)ので少し不思議な感じがしました。

マイク・ヤナギダが出てくるのはこのシーンのみです。

このマイク・ヤナギダのエピソードに関して少し思ったのは、この映画のテーマの一つが「フィクション」なのではということです。

この映画の事件の発端となるのは「嘘の誘拐」ですし、映画の冒頭、事実を元にしているという説明が出ますが、これ自体嘘のようです。

この映画を作った人は、もしかしたらフィクションのほうが現実よりも現実的になりうるということを挑戦的に表現しようとしたのかもしれません。

実際、事実を元にしていると言われたら信じてしまいそうなくらい、リアリティがあると思います。

こちらも「アマゾンプライムビデオ」で見れます。

スポンサーリンク
ウイジェット1
ウイジェット1

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

フォローする

スポンサーリンク
ウイジェット1