謎の日系人「マイク・ヤナギダ」とは?映画『ファーゴ』の感想

だいぶ昔に見たことがあったのですが、最近また見返しました。2回目も面白かったです。

気の弱い男性(ウィリアム・H・メイシー)が、お金持ちの義父からお金をだまし取ろうとして、嘘の誘拐事件を起こします。しかし、それが大量殺人事件に発展してしまうという話です。

誘拐の実行犯の1人は、スティーヴ・ブシェミです。ことあるごとに「変な顔のやつ」と言われるのが面白いです。

また、犯人を追う警察官(フランシス・マクドーマンド )も少し変わっていて、妊娠中でお腹の大きい女性警察署長です。

今回改めて見て印象的だったのは、「マイク・ヤナギダ」という謎の日系人が出てくるシーンです。

謎の日系人「マイク・ヤナギダ」とは?

マイク・ヤナギダは、女性警察署長と大学の同級生です。

2人は久しぶりに再会するのですが、そのときマイク・ヤナギダは「僕は孤独だ」と泣き出します。

マイク・ヤナギダによると、彼は大学の同級生の女性と結婚したが、女性は病気で亡くなってしまったそうなのです。そして、女性警察署長に好意を持つ様な素振りを見せます。

面白いのは、その後このマイク・ヤナギダの話が全て嘘だったということがわかる点です。

そもそも、同級生と結婚したことからしてすべてマイク・ヤナギダの作り話だったのです。

映画ではこのマイク・ヤナギダのエピソードがストーリーの途中に入るのですが、メインのストーリーとはほとんど関係がない(と思える)ので、不思議な感じがしました。

そして、マイク・ヤナギダが出てくるのはこのシーンのみです。

マイク・ヤナギダはこの映画のテーマを示している?

このマイク・ヤナギダのエピソードに関して思ったのは、この映画のテーマである「フィクション」を示しているのではないかということです。

この映画の事件の発端となるのは「嘘の誘拐」ですし、映画の冒頭、事実を元にしているという説明が出ますが、これ自体嘘のようです。

この映画を作った人は、もしかしたらフィクションのほうが現実よりも現実的になりうるということを(挑戦的に)表現しようとしたのかもしれません。

実際、事実を元にしていると言われたら信じてしまいそうなくらい、リアリティがあると思います。

マイク・ヤナギダを演じているのは、韓国系アメリカ人のコメディアン

ちなみに、このマイク・ヤナギダは、スティーブ・パーク(Steve Park)という韓国系アメリカ人のコメディアンが演じているようです。

Stephen Park[1] is an American comedian and actor. The son of Korean immigrants, Park originally began his entertainment career as a stand-up comedian before transitioning into acting.

Steve_Park_(comedian)

こちらも「アマゾンプライムビデオ」で見れます。

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