映画『プリズナーズ』は、少女の誘拐事件をめぐるクライムドラマです。
誘拐の容疑者として知的障害の男性が疑われますが、証拠不十分で釈放されます。しかし、誘拐された娘の父親はこの男性が犯人だと確信し、行動をエスカレートさせていきます・・・。
一方、事件を追う刑事は別の不審な人物を見つけますが・・・。
長い映画ですが、面白くて一気に見てしまいました。かなりおすすめです。
映画『プリズナーズ』あらすじ
静かな田舎町で幼い少女2人が突然失踪します。ロキ刑事は2人が誘拐されたと考え、現場近くで目撃された不審なRV車を手がかりに、それに乗っていた青年アレックスを拘束します。
しかし、アレックスは10歳程度の知能しかなく、まともな証言も決定的な証拠も得ることはできません。結局、事件の手がかりは得られないまま、アレックスは釈放されます。
父親のケラーはアレックスが犯人であると確信し、アレックスを監禁して自白させようとします。しかし、なかなか自白しないアレックスにいらだったケラーは、徐々に行動をエスカレートし始めます。
一方、ロキ刑事は事件に関係した集会で不審な男を見かけますが、逃げられてしまいます・・・。
映画『プリズナーズ』キャスト
- ケラー・ドーヴァー(幼い娘が誘拐された父親) / ヒュー・ジャックマン
- デビッド・ロキ(事件を捜査する刑事) / ジェイク・ギレンホール
- アレックス・ジョーンズ(RV車に乗った不審な青年。知能が10歳児程度しかない) / ポール・ダノ
- ホリー・ジョーンズ(アレックスの叔母) / メリッサ・レオ
- グレイス・ドーヴァー(ケラーの妻) / マリア・ベロ
- ナンシー・バーチ(ドーヴァー家の隣人。ドーヴァー家同様、幼い娘が誘拐される。) / ヴィオラ・デイヴィス
- フランクリン・バーチ(ナンシーの夫) / テレンス・ハワード
- ボブ・テイラー(集会で逃げた不審な男性) / デヴィッド・ダストマルチャン
映画『プリズナーズ』感想
怪しい人物が何人も出てきますが、どれも違い、最後に意外な人物が犯人であることがわかります。「この人が犯人かな・・・」という予想が何度も裏切られるのが面白いです。
ケラーが行動をエスカレートしていくのも見ていて痛々しいですが、娘を誘拐された父親の気持ちを考えると複雑になります。
監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ
監督したドゥニ・ヴィルヌーヴは、映画『ボーダーライン』『メッセージ』『ブレードランナー 2049』などの監督で知られています。
映画『プリズナーズ』はAmazonプライム・ビデオで見られます。