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クリント・イーストウッドによるケーブルカーのアクションシーンが見どころ。映画『荒鷲の要塞』のストーリー、感想、ロケ地

映画『荒鷲の要塞』は、1968年の戦争映画です。

断崖絶壁にあるドイツ軍最強の要塞(鷲の城)にアメリカ軍将軍が捕えられます。将校を救出するため、イギリス軍情報部員とアメリカ軍のレンジャーで構成された特別救出部隊が要塞に潜入します。

当時はまだ新人のクリント・イーストウッドが出演しています。両手にマシンガンを持ち、ランボーのような活躍をしています。また、ケーブルカーの上でのアクションシーンも見どころです。

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映画『荒鷲の要塞』ストーリー

映画『荒鷲の要塞』ストーリーは以下です。

第二次世界大戦の最中、ヨーロッパ大陸反攻作戦を担当するアメリカ陸軍の将軍、カーナビーが飛行機事故によりドイツ軍の捕虜となる。連合国の最重要機密の漏えいを防ぐため、イギリス軍情報部(MI6)のローランド提督とターナー大佐は救出作戦を立案。スミス少佐を中心とするイギリス軍情報部員6名と、アメリカ陸軍レンジャー(英語版)のシェイファー中尉からなる混成部隊が結成される。

カーナビー将軍が収容されているのは、アルプス山脈の断崖絶壁に建てられた「鷲の城」(Schloss Adler)と渾名される難攻不落の城塞である。一行はカーナビー将軍救出のため、この「鷲の城」に向かう。

荒鷲の要塞

また、救出部隊の中にはドイツ軍のスパイが潜んでいます。そのため、部隊の裏任務はスパイを見つけることです。

映画『荒鷲の要塞』の見どころ

ケーブルカーのアクションシーン

見どころの一つは、ケーブルカーのアクションシーンです。

ドイツ軍の要塞は高い山の上にあり、要塞へは地上からケーブルカーに乗って行かなければなりません。映画では、このケーブルカーの上で格闘するシーンがあります。

目もくらむような高さのところで格闘しているので、見ているだけでも恐ろしかったです。

ちなみに、このシーンはフロントプロジェクション効果を使用して撮影されたそうです。これは、どんな場所でのシーンでも、背景の映像を差し替えることでスタジオ内での撮影が可能になるというものです。

当時はフロントプロジェクション効果を使用した作品はまだ珍しく、この作品もその最初の作品の一つです。

「若いクリントイーストウッドが出演」

さらに、この映画には若いころのクリント・イーストウッドが出演しています。クリント・イーストウッドは、両手にマシンガンを持って敵を撃ちまくります。まるでランボーのような活躍をします。

「ヘリコプター」

また、ドイツ軍のヘリコプターが城に着陸するシーンもあります。ただし、このローターとテールブレード付きのヘリコプターは、当時のドイツ軍にはまだなかったものです。

映画『荒鷲の要塞』のロケ地

『荒鷲の要塞』の撮影は主にオーストリアで行われました。

城のロケ地

映画に出てくる城は、オーストリアのホーヘンヴェルフェン城です。1075年に建てられた城で、623メートルの絶壁にあります。現在は観光地として公開されています。

荒鷲の要塞ロケ地

ケーブルカーのロケ地

また、ケーブルカーのシーンはオーストリアのエーベンゼーにあるフォイアーコーゲル・ケーブルカーで撮影されました。

フォイアーコーゲル・ケーブルカー

via:Von BwagEigenes Werk, CC BY 3.0 at, Link

主なロケ地は以下です。

  • 城=ホーヘンヴェルフェン城(オーストリア)
  • ケーブルカー=フォイアーコーゲル・ケーブルカー(オーストリア、エーベンゼー
  • 飛行場=ゲマインデ・アイゲン・イム・エンスタール(オーストリア)
  • 村= ローファー(オーストリア)

映画『荒鷲の要塞』の感想

要塞は実在の城で撮影されたこともあり、とてもきれいで、よくできています。ケーブルカーのシーンも迫力がありますし、ヘリコプターも登場したりで、お金もかけられている印象を持ちました。

ドイツ軍最強の要塞と聞くだけでワクワクしますし、単純にアクションシーンも面白いです。

ただし、作戦自体は無謀ですし、最後まで一発の弾にも当たらず救出に成功するので、少し無理があるような気もします。

とりあえずあまり何も考えずアクションを楽しむ映画かもしれません。

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★★★★

参考記事:Where Eagles Dare


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