女性同士の恋愛がテーマ。映画『中国の植物学者の娘たち』の感想

映画『中国の植物学者の娘たち』は、女性同士の恋愛(同性愛)をテーマにしたLGBT映画です。

中国南部の架空の町の湖に浮かぶ孤島の植物園が舞台です。

同性愛がテーマのため、中国での撮影許可はおりず、ベトナムで撮影されました。

以下、映画を簡単に紹介します。ネタバレありです。

映画『中国の植物学者の娘たち』ストーリー

主人公のミン(ミレーヌ・ジャンパノイ)は唐山地震で両親を亡くし、孤児院で育った若い女性です。

ある時、ミンはチェン教授の実習生として孤島にある植物園へ行きます。そこで、ミンは教授の娘アン(リー・シャオラン)と出会います。

天涯孤独のミンと、同じく母親を亡くし孤独に育ったアンは強く惹かれあいます。

その後、ミンは人民解放軍の兵士であるアンのお兄さんと結婚します。これは、ミンとアンがずっと一緒にいられるようにするための計画的なものでした。

しかし、2人の関係がチェン教授に見つかってしまいます。教授はこれがきっかけで心臓発作で倒れます。そして、死ぬ間際に警察に2人の関係を伝え、「私は2人に殺された」と訴えます。

ミンとアンは逮捕され、裁判にかけられます。そして、最終的に2人は死刑になります。

映画『中国の植物学者の娘たち』見どころ

美しい映像

まず、幻想的な美しい映像が見どころです。

中国南部の田舎街の湖に浮かぶ植物園が舞台です。水墨画のように美しい風景と、東南アジアの湿った少し汗ばむような空気感が映像から強く伝わってきます(撮影地はベトナムです)。

二人が植物園で愛し合うシーンもとても美しいです。

禁断の恋愛と悲しい結末

また、タブーとされていた女性同士の恋愛と悲しい結末も見どころです。

特に忘れられないシーンは、死刑に使う銃弾の費用を払ってもらうよう知り合いにお願いするところです。

ミンとアンは死刑になりますが、国は刑で使用する銃弾の費用を本人や家族に請求します。

アンはお金がなく孤児で家族がいないため、小さい時にお世話になった女性に手紙でお願いします。

自分の死刑に使う銃弾の費用を支払ってもらうようお願いするという、なんとも言えないシーンでした・・・。

映画『中国の植物学者の娘たち』のキャスト

李明(リー・ミン)=ミレーヌ・ジャンパノイ

ミレーヌ・ジャンパノイ

via:https://en.wikipedia.org/wiki/Myl%C3%A8ne_Jampano%C3%AF

主役のミレーヌ・ジャンパノイは、フランス人と中国人のハーフです。青い目をした西洋風の女性が流暢な中国語を話すのが少し不思議な感じでした。

陳安(チェン・アン)=リー・シャオラン

リー・シャオラン(李小冉)

via:https://baike.baidu.com/item/%E6%9D%8E%E5%B0%8F%E5%86%89/1035063

植物学者の娘で、ミンと恋に落ちるアンを演じるのはリー・シャオラン(李小冉)です。北京出身の俳優です。

  • 陳(チェン)教授(植物学者。アンの父親)= リン・トンフー
  • 陳旦(チェン・タン)(陳安の兄。)= ワン・ウェイグワン

映画『中国の植物学者の娘たち』の監督

監督は戴思杰(ダイ・シージエ)です。中国出身ですが、現在はフランスで活動しています。そのためか、全体の雰囲気もどこかフランス映画のような感じもしました。

ほかに『小さな中国のお針子』の監督でも有名です。


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映画『中国の植物学者の娘たち』は「Amazonプライム・ビデオ」で見られます。


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