映画『シャッター アイランド』は、精神病者が収容されている狐島に向かった捜査官が、恐ろしい島の秘密を発見する・・・という話です。
ラストがかなり衝撃的な作品です。
映画『シャッターアイランド』のあらすじ
1954年、米国連邦保安官エドワード・”テディ”・ダニエルズと彼の新しいパートナーであるチャック・オーレは、ボストンハーバーの狐島「シャッターアイランド」にある、犯罪精神障害者を収容するアッシュクリフ病院に向かいます。
彼らは、3人の子どもを溺死させた罪で投獄された患者、レイチェル・ソランドの失踪事件を捜査しています。ソランドの行方に関する唯一の手がかりは、ソランドの部屋に隠されていた暗号のようなメモです。
2人が到着したのは大嵐の直前で、数日間は本土に戻れなくなってしまいます。そこで、テディとチャックはスタッフが対立していることに気づきます。
主任精神科医のジョン・コーリーは記録の提出を拒み、ソランドの主治医レスター・シーハンは、ソランドが失踪した直後に休暇で島を離れたことを知ります。
3つの病棟のうちC病棟は、最も重度の障害を持つ患者のためのものであり、灯台とともに立ち入り禁止であることを知らされます。
テディは病院の雰囲気からくる偏頭痛に悩まされるようになります。また、放火魔の火で亡くなった彼の妻、ドロレス・チャナルの夢も見ます。その中で彼女は、ソランドがまだ島にいること、さらに、誰もが島にはいないと言っているリーディスも、島にいることをテディに伝えます。
テディとチャックは、制限されたC病棟に侵入します。テディは、独房にいる患者のジョージ・ノイスと出会い、彼は医師たちが患者を実験しており、その中の何人かは灯台に連れて行かれてロボトミー手術を受けていると主張します。
チャックと合流したテディは、灯台を目指して崖を登っていきます。しかし、二人は離れ離れになってしまい、後にテディは岩の上にチャックの死体と思われるものを見てしまいます。
崖を降りた時には遺体は消えていましたが、彼は洞窟を見つけ、そこで本物のレイチェル・ソランドだと名乗る女性が隠れているのを発見します。
彼女は、病院の元精神科医で、マインドコントロール技術の開発を目的とした向精神薬とロボトミーの実験を発見したと述べます。当局に報告する前に、彼女は強制的に患者として収容されてしまいました。テディは病院に戻るが、チャックが見つかりません。
チャックが灯台に連れて行かれたと確信したテディが灯台に侵入すると、そこにはコーリーが待っています。コーリーは、テディの正体が「最も危険な患者」であるアンドリュー・リーディスであり、躁鬱病の妻ドロレスが子供を溺死させた後に殺害した罪で、C病棟に収監されていると説明します。そして、コーリーには、ここ数日の出来事は、アンドリューがテディ・ダニエルズの役を演じていただけだという。テディの偏頭痛は薬の離脱症状であるといい、テディは気絶してしまいます。(以降テディ→アンドリュー)
病院で目覚めたアンドリューは、コーリーや所長などに見守られています。コーリーは、状態がよくならなければ、ロボトミー手術をしなければならないと警告する。
その後、アンドリューはロボトミー手術を受けるために連れて行かれます。安らかに旅立つ前、アンドリューはシーハンに「怪物として生きるのと、善良な人間として死ぬのとでは、どちらが悪いか?」と尋ねます。呆然とするシーハンは、アンドリューを「テディ」と呼びますが、アンドリューはその名前に反応しません。
映画『シャッターアイランド』のキャスト・監督
キャスト
- テディ・ダニエルズ(連邦捜査官) / レオナルド・ディカプリオ
- チャック・オール(連邦捜査官) / マーク・ラファロ
- ジョン・コーリー(医師) /ベン・キングスレー
- ドロレス・シャナル(テディの妻) / ミシェル・ウィリアムズ
監督
- マーティン・スコセッシ
映画『シャッターアイランド』の感想
見どころは、最初にも書いたように最後の大きな「どんでん返し」です。
おそらく察しの良い人は途中でわかるかもしれません。私はわからなかったので、最後は楽しめました。
また、最後まで見終えた後にもう一度最初から見返すと、どんでん返しにつながる伏線などがわかり、二度楽しめるかもしれません。
★★★★
映画『シャッターアイランド』は、「Amazonプライム・ビデオ」と「U-NEXT」で見放題の対象になっています。