殺し屋役のトム・クルーズが新鮮、映画『コラテラル』の感想

映画『コラテラル』を見ました。

タクシードライバーの男性がたまたま「殺し屋(トム・クルーズ)」を客として乗せてしまい、それで事件に巻き込まれるという話です。

トム・クルーズが殺し屋を演じています。トム・クルーズはなんのためらいなくたくさんの人を殺します。悪役のトム・クルーズはいままで見たことがなかったので新鮮でした。

タクシードライバーの男性はトム・クルーズに脅され、嫌々ながらも殺しの仕事に巻き込まれていってしまいます。

また、この両者の対照的な性格も興味深かったです。

タクシードライバーの男性は優柔不断な性格です。夢があるにもかかわらず、なかなか行動に移せずにいます。一方、トム・クルーズはすぐに決断を下せる性格です。何のためらいもなく人を殺していきます。

トム・クルーズはタクシードライバーの男性に「みんな適当な会社に入り、10年後の保険をかけやがる。誰が10分後のことがわかる?」のようなことを言います。なかなか行動ができない優柔不断な男性に対して言っているのでしょう。

しかし他方で、すぐに決断が下せる人というのは、トム・クルーズのように何のためらいもなく人を殺せてしまう人でもあるように思えます。優柔不断な人は人を殺すこともきっとためらうでしょう。その点で倫理的に優れているのは優柔不断な男性のようにも見えます。

この映画では両者を対比しながらも、一概にどちらが優れているかわからないように進んでいくので、それも面白いなと思いました。

★★★

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