実家で食べて寝てばかりいるダメな女の子の話です。
元AKB48の前田敦子が主演しています。
映画『もらとりあむタマ子』あらすじ
坂井タマ子(前田敦子)は東京の大学を卒業後、山梨の実家に帰り、仕事も家事もせずにひたすら食べて寝るだけの生活をしています。
家で寝て食べてばかりいるタマ子に父親は特に何も言いませんが、心配している感じは伝わってきます。
テレビのニュースを見ながら「日本だめだな~」というタマ子に、お父さんは「だめなのは日本じゃなくてお前だ」と冷静なつっこみをしたりします。
しかし、秋、冬と季節が変わり、1年が経とうとするなか、タマ子に少しずつ変化が訪れます。
映画『もらとりあむタマ子』キャスト
- 坂井タマ子 / 前田敦子
- 坂井善次(タマ子の父)/ 康すおん
- 仁(近所の中学生)/ 伊東清矢
- 坂井啓介 / 鈴木慶一
- 坂井よし子 / 中村久美
- 曜子 / 富田靖子
映画『もらとりあむタマ子』感想
印象的だったのは、前田敦子がいつも何か食べていることです。
夏はアイス、というふうに季節ごとに食べるものが変わります。
しかもその食べ方は、美味しいものを味わって食べているようではなく、まるでエネルギーを蓄えるために食物を摂取しているというような、どこか動物的な感じがします。
「モラトリアム」という言葉は青年期に必要とされる一定の猶予期間という意味だったと思います。一見ダラダラとして無駄な時間のようにも見えますが、前田敦子にとってはもしかしたら欠けてはならない大切な時間だったのかもしれません。
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