木村佳乃が不器用すぎて笑えない・・・癒し系映画『全然大丈夫』の感想

『全然大丈夫』という映画を見ました。ストーリーは以下です。

30歳を目前に人生に行き詰まった幼なじみ2人が1人の女性に恋をする人間ドラマ。癖のある登場人物たちの風変わりな日常をさらりと描く。

全然大丈夫

一言で言うと、癒される映画です。ゆるいテンポの感じもいいです。

特に、木村佳乃演じる木下あかりという女性が印象的でした。この女性はとにかく不器用です。人が普通にできることができません。その不器用ぶりは笑えないレベルです・・・。

「木村佳乃の不器用ぶりがすごい・・・」

その不器用ぶりは、ティッシュペーパーのふたを開けられない、ボタンを押して指を骨折してしまう、職場の機械を倒してしまう・・などなどです。

個人的には、今話題の発達障害の人の特徴に近いのかなとさえ思いました(部屋で雨音のテープを聴いているのも、発達障害の人にありそうだと思いました)。

とにかく不器用なため、仕事でも失敗ばかりで長続きしません。周りの人からは労働に向いていないとさえ言われてしまいます。

「趣味は不気味な絵を描くこと」

そんな木村佳乃の趣味は不気味な絵を描くことです。木村佳乃の部屋には自身が描いた不気味な絵がたくさん飾られています。

また、ホームレスの人と一緒に川で魚を釣ったりもします。もしかしたら社会不適合ぶりに共感しているのかもしれません。

しかしその後、木村佳乃は偶然知り合った人との縁で、古本屋の仕事を見つけます。さらにそこで出会った男性と一緒に暮らすようになり、幸せを手に入れます。

最後、木村佳乃は、自分を助けてくれた男性(岡田義徳)に「ありがとう」といいます。このシーンはたった一言ですが、言葉の重みがとても伝わってくる、感動的なシーンでした。それで映画は終わります。

不器用でダメな人間だけど、それでも全然大丈夫と、存在を肯定してもらえるような作品だと思いました。

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