映画『ザ・レイド』を見ました。インドネシアのアクション映画です。
麻薬王が支配する高層ビルを、警察のSWATチームが襲撃します。
SWATチームはビルを1階ごとに制圧していくのですが、麻薬王はそれをすべて監視カメラで見ており、SWATチームは結局返り討ちに会います。なんとか生き残ったSWATの数人は、ビルから脱出を試みます。
映画『ザ・レイド』のあらすじ
新米のSWAT部隊隊員ラマは、ジャカ軍曹とワヒュ警部補が率いる20人の隊員とともに、犯罪者タマ・リヤディを逮捕するため、高層ビルを襲撃します。
タマは側近のアンディとマッドドッグとともにビルを管理しており、犯罪者や麻薬中毒者に部屋を貸していました。ビルに到着したチームは、1階を捜索して様々な住人を制圧し、また、病気の妻に薬を届けるゴファールという善良な住人にも出会います。しかし、6階まで行くと、2人の若い見張りに見つかってしまい、1人が警報を鳴らします。
タマは援軍を呼び、チームは犠牲者を出してしまいます。タマは明かりをを消し、「警官は6階の階段にいる」「警官を殺した者には永住権を与える」とビル内で放送します。残ったメンバーは上からの銃撃で待ち伏せされ、ほぼ全滅してしまいます。
残された隊員のラマ、ボウォ、ジャカ、ワヒュ、ダグらは、空きアパートに避難するが、さらに武装したチンピラに追い詰められます。ラマは斧で床に穴を開け、下の階に降りることができます。下の部屋に降りたチームは、敵の攻撃を必死に撃退しますが、他の3人の警官は死亡し、ボウオは重傷を負ってしまいます。
ラマはプロパンタンクを使って即席の爆発物を作り、侵入してきた子分たちを排除する。さらなるタマの増援が迫る中、チームは2つのグループに分かれる。ジャカ、ダグ、ワヒュは5階に退避し、ラマとボウォは上に上がる。
ラマとボウォは善良な住人・ゴファールの部屋を見つけ、ゴファールはしぶしぶ2人を部屋の中に隠します。ナタを持った悪党たちがアパートを捜索しますが、2人を見つけることはできません。
ボウオの傷を手当てしたラマは、ジャカたちを探すために出発します。ラマは悪党たちと遭遇しますが、リーダーを窓から突き落とし、一味を倒します。6階に上がると、タマの部下2人を殺害したアンディがいました。
アンディは、ラマが父親に頼まれて捜索の任務に就いた別居中の弟だと知ります。ラマは生き残った仲間を捜すために兄と別れます。
麻薬王の側近で格闘技の使い手であるマッドドッグは、4階でジャカたちを発見します。マッドドッグはジャカに勝負を挑み、最終的にジャカを殺害します。
その後、マッドドッグはアンディと合流し、タマに報告します。しかし、タマは監視カメラでアンディの裏切りを知ります。ラマはダグ、ワヒュと合流し、15階にいるタマを目指します。
ラマはアンディを拷問しているマッドドッグを発見します。ラマとマッドドッグは戦い、アンディの協力もあり、ラマはマッドドッグを倒します。
一方、ワヒュとダグはタマと対決します。ワヒュはタマを捕まえる前に、ダグを殺します。
タマは、ビルに突入することを知っていたこと、そしてワヒュは腐敗した上司にはめられ、関係なく殺されると明かします。ワヒュはタマを殺し、銃を自分に向けたが、弾切れで発射されません。
アンディは、ラマが怪我をしたボウと拘束されたワヒュを連れて帰ることを許可します。また、アンディはタマが取引した悪徳官僚の脅迫録音を渡し、ブナワル巡査に連絡するように言います。
ラマはアンディに家に来てほしいと頼むが、アンディはそれを断ります。アンディが振り向きざまに団地に戻ると、ラマ、ボウォ、ワヒュが出てくる。
映画『ザ・レイド』のキャスト
- ラマ(新米SWAT隊員。妊娠している妻がいる) / イコ・ウワイス
- マッド・ドッグ( 麻薬王の側近。格闘技の使い手) /ヤヤン・ルヒアン
- ジャカ( SWAT部隊の隊長) / ジョー・タスリム
- アンディ(麻薬王の側近。頭脳派) /ドニー・アラムシャー
- タマ(麻薬王) /リヤディ – レイ・サヘタピー
- ワヒュ(警部補。SWAT部隊の指揮を執る) / ピエール・グルノ
- ボウォ(SWAT隊員。ラマと対立する) / テガール・サトリヤ
映画『ザ・レイド』の感想
とにかくアクションシーンのクオリティが高いと思いました。SWATチームは銃も持っているのですが、基本は殴り合いがメインです。身近にあるいろんなものを武器にして戦います。主人公のトンファを使った格闘シーンも見ものだと思いました。
ストーリーも単純でわかりやすいのが良いと思います。人気があったのか、続編の『ザ・レイド GOKUDO』もあります。
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