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映画『細雪』イラストと感想

映画『細雪』を見ました。谷崎潤一郎の有名な小説を市川崑監督が映画化した作品です。

『細雪』は大阪に住む上流階級の四姉妹の物語です。映画のキャストはそれぞれ以下です。

  • 蒔岡鶴子(長女):岸惠子
  • 蒔岡幸子(次女):佐久間良子
  • 蒔岡雪子(三女):吉永小百合
  • 蒔岡妙子(四女):古手川祐子

特に、四女役の古手川祐子さんが魅力的でした。

古いしきたりに縛られない自由な女性を演じています。バーテンダーの男性と一緒になり、もらえるはずの財産を放棄します。

また、三女役の吉永小百合さんが小悪魔的な女性を演じているのも新鮮でした。

電車に乗り合わせた「愛国少年」が吉永小百合さんの美しさに思わず見とれてしまうというシーンがあります。

吉永小百合さんはそれを見て「君、私の美しさに見とれていたでしょう・・非国民ね・・ふふふ」と少し意地悪くほほえみます。

少年はすぐに顔が赤くなり目をそらします。吉永小百合さんの小悪魔ぶりがよく出ているシーンだと思いました。

吉永小百合さんというと真面目な感じのイメージがあったので、この映画の役は少し新鮮でした。

★★★★

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