疎遠だった学生時代の友達や恋人と海へ旅行をする、脱力系ロードムービーです。
ゆるい会話が延々と続くので、どちらかというと雰囲気を楽しむ映画です。
映画『ジ、エクストリーム、スキヤキ』あらすじ
フリーターの大川(窪塚洋介)のもとに突然、絶縁状態だった学生時代の友人である洞口(井浦新)が15年ぶりに現れます。実は洞口は自殺に失敗して、大川の元を訪れたのです。
大川はあきれながらも言いくるめられ、同棲相手の楓(倉科カナ)と洞口の元恋人京子(市川実日子)を巻き込み、海へ行くことになります。
どことなくぎこちない空気が流れながらも、この奇妙なグループは、スキヤキ鍋とブーメランを片手に1日だけの特別(エクストリーム)な旅をします。
映画『ジ、エクストリーム、スキヤキ』キャスト
- 大川(フリーター) / 窪塚洋介
- 洞口(自殺に失敗した大川の学生時代の友人) / 井浦新
- 楓(大川の同棲相手)/ 倉科カナ
- 京子(洞口の元恋人)/ 市川実日子
映画『ジ、エクストリーム、スキヤキ』監督
監督は前田司郎さんで、劇団「五反田団」を旗揚げした劇作家です。
この作品もどこか演劇のような感じがしました。
前田司郎さんのほかの監督作品には『ふきげんな過去』があります。
映画『ジ、エクストリーム、スキヤキ』感想
脱力系のロードムービー
「エクストリーム(特別)な旅」とありますが、特に何も事件は起こらず、ゆるい会話が続く脱力系のロードムービーです。
どこか教訓めいたエピソードも登場しますが、意味があるようでない(またはないようである)感じで、最後までぼやかされて終わります。
窪塚洋介、井浦新、倉科カナ、市川実日子が良い
この旅行に出かけるデコボコ?グループもとても良いです。
主人公の窪塚洋介と井浦新は『ピンポン』でも共演していますが、2人ともひょうひょうとした感じで、コンビとして息がぴったりだと思いました。
女性陣の倉科カナと市川実日子も非常に良いです。特に倉科カナがうまいと思いました。
映画『ジ、エクストリーム、スキヤキ』は「Amazonプライム・ビデオ」で見られます。