映画『ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡』は、ボリビアのジャングルで実際に起きた遭難体験を基にしたサバイバル・スリラー映画です。
主演は『ハリー・ポッター』シリーズで有名なダニエル・ラドクリフです。
ジャングルでの過酷なサバイバルと同時に、いまだ謎が解明されていない事件で、スリラー的な要素もあります。
『ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡』のあらすじ
1980年代初頭、イスラエルの冒険家ヨッシー・ギンズバーグは、アマゾンの熱帯雨林を旅するためにボリビアを訪れます。
そこで彼は、スイス人の学校教師マーカス・スタムと、彼の友人でアメリカ人の写真家ケビン・ゲイルと出会います。
3人は、ラパスにあるイスラエルのコミュニティ・ホステルに滞在します。ある日、ヨッシは市場に行った際に、見知らぬ人に声をかけられます。
声をかけたのはオーストリア人のカール・ルプレヒトで、彼はジャングルの中に先住民族がいるから見に行ったほうがよいとヨッシーに勧めます。
カールは、自分はジャングルに詳しく、またその部族とは友達だと言います。
ヨッシーはその話を信じ、未開のジャングルを探検し、先住民族に会いたいと思います。ヨッシーはマーカスとケビンを説得して一緒に行こうと誘いますが、ヨッシーの話を怪しいと思った2人は当初は断ります。しかし、その後ヨッシーの説得に負けついに行くことになります。
ヨッシー、マーカス、ケビン、カールの4人は、数日間かけてジャングルの中を進み、カールの知り合いのいる村にたどり着きます。
しかし翌朝、マーカスが怪我をして歩くのが困難になります。また、ケビンとヨッシーは、マーカスが不満ばかりを言うのにうんざりします。
ヨッシー、ケビン、カールの3人は、今後の方針について話し合います。
カールは3人を残して助けを求めに行こうとしますが、カールとヨッシーはその案に反対します。ケビンは全員が一緒にいられるように川を下るためのいかだを作ることを提案します。
結局、4人はいかだを作り、川を下ることにします。しかし、その後意見の対立や怪我などからグループは2組に分かれます。マーカスとカールは旅を断念し、ラパスに戻ります。
一方、ヨッシーとケビンは川を下る旅を続けますが、いかだが急流で壊れてしまいます。ヨッシーは川に流され、ケビンは取り残されてしまいます。
ナイフも道具もなく、サバイバル訓練も受けていないヨッシーは、生き延びるために即席のシェルターを作り、食料を調達しなければなりません。さらにどこにいるのかもわからなくなったヨッシーは、ジャングルから生還できるのか不安になります。
ケビンは近くの町の人に助けられ、ヨッシーのいる場所から120マイル離れたルレナバケに連れて行かれます。ルレナバケでは、ヨッシーを探すために地元の役所に協力を求めます。
飛行機での捜索は失敗しましたが、ケビンはヨッシーが生きていると信じます。ケビンは地元の人の協力を得て捜索を続け、ついに弱ったヨッシーを発見し、ルレナバケに連れて行きます。
エピローグでは、カールが先住民族に関する嘘をついてバックパッカーを危険な旅に誘っており、当局に指名手配されていたことが明らかになります。
そして、カールとマーカスはラパスに戻ることなく、現在も行方不明であることが明かされます。
『ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡』のキャスト
- ヨッシー・ギンズバーグ(イスラエルの冒険家) / ダニエル・ラドクリフ
- カール・ルプレヒト(オーストラリア人) / トーマス・クレッチマン
- ケビン・ゲイル(アメリカ人のハイカー・写真家) / アレックス・ラッセル
- マーカス・スタム(スイス人の学校教師) / ジョエル・ジャクソン
『ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡』の感想
事実を基にした作品であるためか、内容はやや平凡な感じもしました。
カールが嘘をついていたことや、2人が今も行方不明であるという点が不気味で怖いです。
ノンフィクション作品が好きな人には楽しめるかと思います。
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