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自問自答するヤクザを描いた映画『竜二』感想

映画『竜二』を見ました。ヤクザだった男性が足を洗いカタギの世界に戻りますが、いろいろあって結局またヤクザに戻ってしまうという話です。

ヤクザというと乱暴者のイメージがありますが、この作品ではヤクザの心情などが非常に繊細に描かれています。

ヤクザも普通の人と同じように将来を心配し、あれこれ自問自答するのです。そしてこれを説明過剰にならずに、映像で上手に見せます。

たとえば、ヤクザの男性が老人のゲートボールを見るシーンがあります。男性はゲートボールをする老人の姿に将来の自分を重ね合わせて、このままでいいのだろうかとあれこれ考えるのです。

ヤクザ映画でありながら、非常に繊細に思える作品でした。

脚本・主演の金子正次は33歳で亡くなったため、最初で最後の主演作品となりました。そのため伝説のようにもなっているようです。

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