最近見た映画では抜群に面白かった、映画『バーバー』の感想

映画『バーバー』を見ました。最近見た映画の中では抜群に面白かったです。平凡な床屋の男性が主人公です。ちょっとしたきっかけから彼の平凡な日常は狂い始め、悲劇が生まれていくという内容です。

邦題は「バーバー」ですが、原題は「The Man Who Wasn’t There」です。「そこにいなかった男」という意味でしょうか。

主人公の男性は、平凡な毎日に飽き飽きしているように見えます。彼にとっては、そもそも髪を切るという行為自体、さらには人間に髪が生えること自体が意味のないことと思えるようです。

主人公はそんな毎日から抜け出そうとして、怪しげな投資の話に乗ってしまいます。そしてそれが悲劇の始まりとなります。結末も悲惨です。

もしかしたら平凡な毎日をそれでも我慢して生きていたらこんなことにならなかったのかもしれません。しかし主人公は最後それでも「後悔はない」と言い切ります。

主人公は常に焦点が定まらず、存在を感じられない、まさに「そこにいなかった」ような男性です。そんな主人公は日常から逸脱することで自分の存在を証明したかったのかもしれません。それがどんなに悲惨な結末になったとしても。

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