サイコパスが隣人を支配する・・・映画『クリーピー 偽りの隣人』感想

映画『クリーピー 偽りの隣人』は、サイコパスの隣人に家族を支配されるという話です。

高倉(西島秀俊)は新しく引っ越した家で、隣に住む西野(香川照之)という男性と親しくなります。

西野は一見フレンドリーですがサイコパスの危険人物で、西野という男性になりすました、西野とは全く関係のない別人です。

高倉はしだいに西野に不審をいだくようになります。決定的なのが、西野の娘が「西野はお父さんじゃない。全然知らない人」と主人公に訴えるところです。

西野になりすましたサイコパスは、西野家全体を支配していたのです。

暴力的な支配ではなく心理的な支配

不気味なのは、西野が他人を心理的に支配する点です。西野に支配された人間は、自分から西野に従うようになります。暴力的に監禁して、無理やり支配するというやり方ではありません。

人の心理につけこみ、巧みに相手を操作するのです。死体の処理なども西野は行わず、心理的に支配した相手にやらせます。そのためか犯罪がなかなか発覚しません。それがとても不気味でした。

ネットを調べていたら、北九州で実際にあった監禁事件と似ているという情報がありました。もしかしたらこの事件をモデルにしているのかもしれません。

北九州監禁殺人事件(きたきゅうしゅうかんきんさつじんじけん)は、2002年(平成14年)3月に北九州市小倉北区で発覚した監禁、殺人事件である。主犯は松永太と緒方...

香川照之の不気味な演技がすごい

俳優の香川照之さんが不気味なサイコパスを演じています。

一見フレンドリーだけど完全に狂っているという、不気味な感じがよく出ていました。

おそらく、香川照之さんでなければここまでの演技はできなかったのではないでしょうか・・・。

黒沢清にしてはわかりやすい?

監督は黒沢清です。黒沢清監督は難解な映画を撮ることが多い印象があるのですが、今回の映画はわかりやすかったです。個人的にはこういう映画をもっと撮ってほしいです・・。

今なら「Amazonプライム・ビデオ」で見られます。

★★★★

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