【実話】映画『王になった男』あらすじ、ネタバレ、キャスト、感想

映画『王になった男』は、俳優イ・ビョンホンが初挑戦した時代劇です。

朝鮮王朝時代の韓国で、王の影武者を務める身分の低い男性が、徐々に民のことを考える本当の王として尊敬を集めていきます。

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朝鮮王朝の第15代王・光海君（イ・ビョンホン）は、常に暗殺の危険にさらされています。

そのため、王は国防長官ホ・ギュン（リュ・スンリョン）に自分の「替え玉」を探すよう命じます。

ホ・ギュンは、王によく似た曲芸師のハソンを見つけます。ハソンは、王が宮殿を留守にするときには時々王の代わりを務めることになります。

数日後、恐れていた通り、光海君はケシの毒を飲まされてしまいます。ホ・ギュンは、光海君が回復するまでの間、ハソンに王の役割をさせることを提案し、ハソンを本物の王のようになるよう教育します。

ハソンは、初めて公式の場で王の役割を果たします。心根が優しいハソンは、身分の低い使用人にも愛情を持って接し、感謝を忘れません。ハソンの振る舞いにより、宮中の雰囲気は少しずつ良い方向に変わっていきます。

やがてハソンは、優れた洞察力と公正な判断力で国を治めるようになります。ホ・ギュンや宦官長も、ハサンの民に対する純粋な思いやりに感動し、光海王よりも優れた王だと思うようになります。

ハソンは、王妃の安全を確保するために戦い、王妃とその弟を死刑から守ります。しかし、反対派のパク・チョンソ(キム・ミョンゴン)は、王の行動の異変に気づき、疑問を持ち始めます・・・。

映画『王になった男』は、朝鮮王朝の年鑑から合計15日分の記録が消えているという実話から生まれました。

映画の製作者は、その記録が残っていない時期に起こりうることとして、この物語を作りました。

そのため、この物語は、その記録の消えた15日間の出来事を描いています。

ほかの監督作品に、『拝啓、愛しています』や『七年の夜』があります。

身分の一番低い男性が、王の替え玉として採用され、徐々に人々の尊敬を集めていきます。王としての素質は、生まれや育ちとは関係ないことがわかりますね。

また、王の排せつ物を採取するシーンなど、当時の王室の変わった生活も見ていて面白かったです。セットや衣装も素晴らしいです。

また、『王になった男』のドラマ版もあります。

ヨ・ジングが一人二役に挑み、人間味あふれる旅芸人と狂気の王という全く異なる役柄を完璧に演じ分けています。

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