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【2026年最新】U-NEXTで見れる戦争映画おすすめ29選|実際に見て面白かった名作だけ厳選

バルジ大作戦イメージ画像

U-NEXTには数多くの戦争映画が配信されています。

しかし、「作品数が多すぎて何を見ればいいか分からない」「本当に面白い作品だけを知りたい」と感じている方も多いのではないでしょうか。

私は大学時代に、プロの映画監督が担当する映画の授業を受講し、映画の歴史や演出、映像表現について学びながら、これまでに500本以上の映画を鑑賞してきました。

その経験をもとに、本記事ではU-NEXTで視聴できる戦争映画の中から、本当におすすめできる名作だけを厳選して紹介します。

第二次世界大戦を描いた不朽の名作から、ベトナム戦争、現代戦、実話をもとにした作品まで幅広く取り上げています。

戦争映画が初めての方はもちろん、すでに多くの作品を見ている方にも、新たなお気に入りが見つかるはずです。

※配信作品や見放題・レンタルの状況は変更される場合があります。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトをご確認ください。

第二次世界大戦のおすすめ映画

1「大脱走」戦争映画史に残る最高の脱出劇

✔こんな人におすすめ

・実話をもとにした戦争映画を見たい人
・脱出サスペンスや頭脳戦が好きな人
・映画史に残る名作を見たい人

第二次世界大戦中、ドイツ軍の捕虜収容所に集められた連合軍兵士たちが、大規模な脱走計画に挑む姿を描いた実話ベースの戦争映画。

  • 制作年:1963年
  • 制作国:アメリカ
  • 監督:ジョン・スタージェス
  • キャスト:スティーブ・マックイーン、ジェームズ・ガーナー、リチャード・アッテンボロー、チャールズ・ブロンソン
  • 評価:★★★★☆

『大脱走』は、戦争映画でありながら脱出サスペンスとしても高い評価を受けている名作です。

トンネルを掘り、偽造書類を作成し、仲間と協力しながら脱走計画を進めていく様子は最後まで緊張感があり、約3時間という上映時間を感じさせません。

特にスティーブ・マックイーンによる終盤のバイクチェイスは映画史に残る名シーンとして知られています。

派手な戦闘シーンは少ないものの、兵士たちの知恵や勇気、仲間との絆が丁寧に描かれており、戦争映画が苦手な人でも楽しめる作品です。

172分(2時間52分)と長い作品ですが、教養として名作映画を楽しみたいという人にもおすすめです。

2「戦場にかける橋」戦争と人間の誇りを描いた不朽の名作

✔こんな人におすすめ

・戦争映画の名作を見たい人
・人間ドラマを重視した作品が好きな人
・アカデミー賞受賞作品を楽しみたい人

第二次世界大戦中、日本軍の捕虜収容所を舞台に、橋の建設を命じられたイギリス軍捕虜たちと、日本軍将校との対立を描く戦争映画。

  • 制作年:1957年
  • 制作国:イギリス・アメリカ
  • 監督:デヴィッド・リーン
  • キャスト:ウィリアム・ホールデン、アレック・ギネス、早川雪洲、ジャック・ホーキンス
  • 評価:★★★★☆

『戦場にかける橋』は、戦闘シーンだけでなく、人間の誇りや使命感、戦争の愚かさを深く描いた戦争映画の名作です。

捕虜となったイギリス軍将校と日本軍収容所長との対立を軸に物語が進み、橋の建設を通じて、それぞれの信念や価値観がぶつかり合います。派手な戦闘は少ないものの、緊張感のある心理描写と重厚なストーリーが最後まで観る者を引き込みます。

アカデミー賞作品賞をはじめ7部門を受賞した名作で、戦争映画が好きなら一度は見ておきたい作品です。

3「戦略大作戦」戦争映画と痛快アクションが融合した傑作

✔こんな人におすすめ

・戦車が活躍する映画を見たい人
・シリアスだけではない戦争映画を楽しみたい人
・アクションや冒険映画が好きな人

第二次世界大戦中、敵陣深くに眠る大量の金塊の存在を知ったアメリカ兵たちが、一攫千金を狙って危険な任務に挑む戦争アクション映画。

  • 制作年:1970年
  • 制作国:アメリカ
  • 監督:ブライアン・G・ハットン
  • キャスト:クリント・イーストウッド、テリー・サバラス、ドナルド・サザーランド、ドン・リックルズ
  • 評価:★★★★★

『戦略大作戦』は、戦争映画にアクションと冒険の要素を加えた異色の名作です。

物語は「敵の金塊を奪う」というユニークな設定で進み、シリアスな戦争映画とは異なる軽快なテンポが魅力です。個性豊かな兵士たちが協力しながら敵地へ向かう姿は痛快で、戦車戦や銃撃戦もしっかり楽しめます。

特に終盤のティーガー戦車との対決は見応えがあり、戦車映画が好きな人にもおすすめです。

クリント・イーストウッドのクールな演技も作品の大きな魅力となっています。

4「第十七捕虜収容所」ユーモアとサスペンスが融合した捕虜収容所映画の傑作

✔こんな人におすすめ

・捕虜収容所を舞台にした映画が好きな人
・ミステリーやサスペンス要素のある戦争映画を見たい人
・昔の名作映画を楽しみたい人

第二次世界大戦中、ドイツ軍の捕虜収容所を舞台に、収容所内に潜む裏切り者をめぐる疑惑と、脱走計画を描いた戦争ドラマ。

  • 制作年:1953年
  • 制作国:アメリカ
  • 監督:ビリー・ワイルダー
  • キャスト:ウィリアム・ホールデン、ドン・テイラー、オットー・プレミンジャー、ロバート・ストラウス
  • 評価:★★★★☆

『第十七捕虜収容所』は、名匠ビリー・ワイルダー監督が手がけた戦争映画の名作です。

戦闘シーンはほとんどありませんが、捕虜収容所の中で「誰がドイツ軍に情報を流しているのか」という謎を軸に物語が展開し、最後まで緊張感を保ちながら楽しめます。シリアスな場面だけでなく、ユーモアも随所に盛り込まれており、重苦しくなりすぎない絶妙なバランスも魅力です。

主人公J・J・セフトンを演じたウィリアム・ホールデンは、本作でアカデミー賞主演男優賞を受賞しました。派手な戦闘よりも、人間関係や心理戦を描いた作品が好きな人には特におすすめです。

5.「遠すぎた橋」史上最大規模の空挺作戦を描いた戦争超大作

✔こんな人におすすめ

・実話をもとにした戦争映画が好きな人
・大規模な戦闘シーンを楽しみたい人
・豪華キャストの名作を見たい人

第二次世界大戦末期、連合軍がオランダで実行した史上最大規模の空挺作戦「マーケット・ガーデン作戦」を描いた戦争超大作。

  • 制作年:1977年
  • 制作国:アメリカ・イギリス
  • 監督:リチャード・アッテンボロー
  • キャスト:ショーン・コネリー、マイケル・ケイン、ロバート・レッドフォード、アンソニー・ホプキンス、ジーン・ハックマン
  • 評価:★★★★☆

『遠すぎた橋』は、実際に行われた「マーケット・ガーデン作戦」を描いた戦争映画の名作です。

本作の魅力は、当時としては圧倒的なスケールで再現された戦場と、実在の作戦を忠実に描いた重厚なストーリーです。連合軍は短期間で戦争を終結させるために大規模な空挺作戦を実行しますが、作戦は次第に予想外の展開を迎えます。

ショーン・コネリーやマイケル・ケイン、アンソニー・ホプキンスなど、現在では考えられないほど豪華なキャストが集結している点も見どころです。派手な戦闘だけでなく、作戦の成功と失敗を冷静に描いた作品で、戦史に興味がある人にもおすすめできます。

6.「鷲は舞いおりた」大胆な暗殺計画を描く戦争サスペンスの名作

✔こんな人におすすめ

・スパイ映画や潜入作戦が好きな人
・サスペンス要素の強い戦争映画を見たい人
・第二次世界大戦を題材にした名作を楽しみたい人

第二次世界大戦中、ドイツ軍はイギリスの首相ウィンストン・チャーチルを誘拐する極秘作戦を計画する。特殊部隊はイギリス国内へ潜入し、前代未聞の任務に挑む。

  • 制作年:1976年
  • 制作国:イギリス・アメリカ
  • 監督:ジョン・スタージェス
  • キャスト:マイケル・ケイン、ドナルド・サザーランド、ロバート・デュヴァル、ジェニー・アガター
  • 評価:★★★★☆

『鷲は舞いおりた』は、ジャック・ヒギンズのベストセラー小説を映画化した戦争サスペンスです。

「もしドイツ軍がチャーチル首相の誘拐を計画していたら」という大胆な設定で物語が展開します。特殊部隊がイギリスの村へ潜入し、正体を隠しながら任務を進める様子は緊張感があり、戦争映画というよりスパイ映画に近い面白さがあります。

敵味方を単純な善悪で描かず、それぞれの兵士の信念や葛藤にも焦点が当てられているため、人間ドラマとしても見応えがあります。派手な戦闘シーンよりも、心理戦や潜入作戦を楽しみたい人におすすめの一本です。

7.「バルジ大作戦」史上最大の戦車戦を描いた戦争映画の名作

✔こんな人におすすめ

・戦車戦が好きな人
・スケールの大きい戦争映画を見たい人
・第二次世界大戦の名作を楽しみたい人

第二次世界大戦末期、ドイツ軍は西部戦線で起死回生を狙う大規模反攻作戦「バルジの戦い」を開始する。連合軍とドイツ軍が激突する壮絶な戦いを描いた戦争超大作。

  • 制作年:1965年
  • 制作国:アメリカ
  • 監督:ケン・アナキン
  • キャスト:ヘンリー・フォンダ、ロバート・ショウ、ロバート・ライアン、ダナ・アンドリュース
  • 評価:★★★☆☆

『バルジ大作戦』は、第二次世界大戦最後の大規模戦闘「バルジの戦い」を題材にした戦争映画です。

本作最大の見どころは、数多くの戦車が激突する大迫力の戦闘シーンです。特に終盤の大規模な戦車戦は現在見ても見応えがあり、戦車映画の名作として高く評価されています。ドイツ軍戦車隊を率いるヘスラー大佐を演じたロバート・ショウの存在感も印象的です。

史実とは異なる演出や脚色もありますが、戦争映画ならではのスケール感とエンターテインメント性は十分に楽しめます。戦車戦を存分に味わいたい人におすすめの一本です。

8.「戦争のはらわた」戦争の悲惨さをリアルに描いた反戦映画の傑作

✔こんな人におすすめ

・リアルな戦場を描いた作品を見たい人
・反戦メッセージの強い映画が好きな人
・第二次世界大戦の名作を見たい人

第二次世界大戦末期、ソ連軍の猛攻を受けるドイツ軍小隊。若い兵士シュタイナー伍長は、絶望的な戦況の中で仲間たちとともに過酷な戦場を生き抜こうとする。

  • 制作年:1977年
  • 制作国:イギリス・西ドイツ
  • 監督:サム・ペキンパー
  • キャスト:ジェームズ・コバーン、マクシミリアン・シェル、ジェームズ・メイソン、デヴィッド・ワーナー
  • 評価:★★★☆☆

『戦争のはらわた』は、サム・ペキンパー監督が手がけた戦争映画の名作です。

本作は英雄的な活躍を描く作品ではなく、戦争によって極限状態に追い込まれた兵士たちの現実を描いています。主人公シュタイナー伍長を演じるジェームズ・コバーンの存在感は圧倒的で、理想論ではなく、ただ生き延びるために戦う兵士たちの姿がリアルに表現されています。

派手な戦闘シーンもありますが、本作の魅力は戦争の虚しさや人間の愚かさを容赦なく描いている点です。戦争に勝者はいないというメッセージが全編を通して伝わってきます。戦争映画が好きなら一度は見ておきたい反戦映画の傑作です。

9.「イングロリアス・バスターズ」タランティーノが描く異色の戦争映画

✔こんな人におすすめ

・爽快感のある戦争映画を見たい人
・タランティーノ作品が好きな人
・史実とは異なる大胆なストーリーを楽しみたい人

第二次世界大戦下のナチス占領下フランスを舞台に、ナチスへの復讐を誓うユダヤ系アメリカ兵部隊と、家族を殺された少女の運命が交錯する。

  • 制作年:2009年
  • 制作国:アメリカ・ドイツ
  • 監督:クエンティン・タランティーノ
  • キャスト:ブラッド・ピット、クリストフ・ヴァルツ、メラニー・ロラン、ダイアン・クルーガー
  • 評価:★★★★★

クエンティン・タランティーノ監督による、戦争映画の常識を覆した異色の作品です。

史実を大胆にアレンジしたストーリーが特徴で、緊張感あふれる会話劇と予測不能な展開に引き込まれます。特にナチス将校ハンス・ランダを演じたクリストフ・ヴァルツの演技は圧巻で、アカデミー賞助演男優賞を受賞したことでも知られています。

一般的な戦争映画とは異なり、戦闘シーンよりも心理戦やサスペンス要素が強く、タランティーノ作品らしい独特の演出が光る一本です。

10.「プライベート・ライアン」戦争映画史上最高峰のリアルな戦場描写

✔こんな人におすすめ

・リアルな戦争映画を見たい人
・映画史に残る名作を体験したい人
・迫力ある戦闘シーンが好きな人

第二次世界大戦中、四人兄弟のうち三人を戦争で失ったライアン家の末弟ジェームズ・ライアンを救出するため、ジョン・ミラー大尉率いる8人の兵士たちが危険な任務に挑む。

  • 制作年:1998年
  • 制作国:アメリカ
  • 監督:スティーヴン・スピルバーグ
  • キャスト:トム・ハンクス、マット・デイモン、エドワード・バーンズ、トム・サイズモア
  • 評価:★★★★★

『プライベート・ライアン』は、スティーヴン・スピルバーグ監督が手がけた戦争映画の金字塔です。

最大の見どころは、冒頭約20分にわたって描かれるノルマンディー上陸作戦です。銃弾が飛び交う戦場の恐怖や兵士たちの混乱が圧倒的なリアリティで描かれ、公開から25年以上経った現在でも「戦争映画史上最高の戦闘シーン」と高く評価されています。

また、本作は迫力ある戦闘だけでなく、「一人の兵士を救うために多くの兵士が命を懸ける意味とは何か」という重いテーマも描かれています。トム・ハンクスをはじめとする俳優陣の演技も素晴らしく、戦争の悲惨さと人間ドラマの両方を味わえる名作です。

11.「硫黄島からの手紙」日本兵の視点から描かれた戦争映画の傑作

✔こんな人におすすめ

・日本側の視点で戦争を描いた作品を見たい人
・戦闘シーンだけでなく人間ドラマを重視したい人
・実話をもとにした戦争映画が好きな人

第二次世界大戦末期、硫黄島で圧倒的な戦力を誇るアメリカ軍を迎え撃つ日本軍の兵士たち。栗林忠道中将を中心に、それぞれの信念や葛藤を抱えながら戦いに身を投じる姿を描く。

  • 制作年:2006年
  • 制作国:アメリカ
  • 監督:クリント・イーストウッド
  • キャスト:渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、中村獅童
  • 評価:★★★★☆

『硫黄島からの手紙』は、クリント・イーストウッド監督が日本軍の視点から硫黄島の戦いを描いた戦争映画です。

派手な戦闘シーンだけでなく、極限状態の中で家族を思い、生きることを願う兵士たちの姿が丁寧に描かれています。栗林忠道中将を演じた渡辺謙の重厚な演技はもちろん、二宮和也が演じる西郷の視点を通して、名もない兵士たちの日常や葛藤にも共感させられます。

本作は姉妹作『父親たちの星条旗』と合わせて鑑賞すると、同じ戦いを日米双方の視点から理解できる点も大きな魅力です。戦争の悲惨さと人間の尊厳を静かに描いた、心に深く残る名作です。

12.「父親たちの星条旗」硫黄島の戦いをアメリカ側から描いた戦争映画

✔こんな人におすすめ

・実話をもとにした戦争映画を見たい人
・硫黄島の戦いについて深く知りたい人
・人間ドラマを重視した戦争映画が好きな人

第二次世界大戦中の硫黄島の戦いで、摺鉢山に星条旗を掲げた兵士たち。英雄として称えられた彼らが、その後に抱えた葛藤や苦悩を実話をもとに描く。

  • 制作年:2006年
  • 制作国:アメリカ
  • 監督:クリント・イーストウッド
  • キャスト:ライアン・フィリップ、ジェシー・ブラッドフォード、アダム・ビーチ、ジョン・ベンジャミン・ヒッキー
  • 評価:★★★★☆

『父親たちの星条旗』は、硫黄島の戦いをアメリカ軍の視点から描いた実話をもとにした戦争映画です。

本作は、有名な「硫黄島の星条旗掲揚写真」の裏側を描いており、英雄として祭り上げられた兵士たちが、戦争の現実と世間が求める英雄像との間で苦しむ姿が丁寧に描かれています。戦闘シーンには迫力がありますが、それ以上に「英雄とは何か」「戦争が人に残す傷とは何か」を問いかける人間ドラマが印象的です。

クリント・イーストウッド監督らしい重厚な演出も見どころで、戦争の栄光ではなく、その裏にある現実を静かに描いています。姉妹作『硫黄島からの手紙』とあわせて鑑賞すると、同じ戦いを日米双方の視点から理解でき、より作品への理解が深まるでしょう。

13.「ヒトラー ~最期の12日間~」第三帝国最後の日々を描いた衝撃作

✔こんな人におすすめ

・第二次世界大戦の歴史に興味がある人
・実話をもとにした戦争映画を見たい人
・戦争の終末をリアルに描いた作品が好きな人

1945年4月、ベルリンの総統地下壕。敗戦が目前に迫る中、アドルフ・ヒトラーと側近たちが迎えた第三帝国最後の12日間を実話をもとに描く。

  • 制作年:2004年
  • 制作国:ドイツ・オーストリア・イタリア
  • 監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル
  • キャスト:ブルーノ・ガンツ、アレクサンドラ・マリア・ララ、コリンナ・ハルフォーフ、ウルリッヒ・マテス
  • 評価:★★★★★

『ヒトラー ~最期の12日間~』は、ナチス・ドイツ崩壊直前のベルリンを舞台に、ヒトラーと側近たちの最後を描いた歴史映画です。

本作は、秘書トラウドル・ユンゲの証言などをもとに制作されており、地下壕での緊迫した空気や、敗北を受け入れられないヒトラーの姿がリアルに描かれています。ブルーノ・ガンツが演じるヒトラーは圧巻で、人間としての一面と独裁者としての狂気の両方を見事に表現しています。

戦闘シーンは多くありませんが、戦争が国家や人々にもたらした悲劇を深く考えさせられる作品です。第二次世界大戦の終結を知るうえでも、一度は見ておきたい名作といえるでしょう。

14.「戦場のピアニスト」ホロコーストを生き抜いた実話に基づく名作

✔こんな人におすすめ

・実話をもとにした戦争映画を見たい人
・人間ドラマに感動したい人
・アカデミー賞受賞作品を見たい人

第二次世界大戦中、ナチス・ドイツ占領下のポーランド。ユダヤ人ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンが、過酷な運命の中で生き抜く姿を実話をもとに描く。

  • 制作年:2002年
  • 制作国:フランス・ドイツ・イギリス・ポーランド
  • 監督:ロマン・ポランスキー
  • キャスト:エイドリアン・ブロディ、トーマス・クレッチマン、エミリア・フォックス、エド・ストッパード
  • 評価:★★★★★

『戦場のピアニスト』は、実在のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの体験記をもとに制作された戦争映画です。

戦闘シーンよりも、ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害や、極限状態の中で生き抜こうとする主人公の姿が丁寧に描かれています。派手な演出はありませんが、静かな映像だからこそ戦争の恐ろしさや人間の尊厳が強く伝わってきます。

主演のエイドリアン・ブロディは、本作でアカデミー賞主演男優賞を受賞しました。ピアノの旋律が印象的に使われており、戦争の悲惨さだけでなく、芸術が人に与える希望も感じられる作品です。戦争映画を代表するヒューマンドラマとして、多くの人におすすめしたい名作です。

15.「ヒトラーの忘れもの」戦争が子どもたちに残した傷を描く感動作

✔こんな人におすすめ

・実話をもとにした戦争映画を見たい人
・戦争の悲惨さを深く考えさせられる作品が好きな人
・感動するヒューマンドラマを見たい人

第二次世界大戦終結直後のデンマーク。ドイツ軍の少年兵たちは、海岸に埋められた地雷を撤去する危険な任務を命じられる。過酷な現実の中で、生きようとする少年たちの姿を描いた実話に着想を得た戦争映画。

  • 制作年:2015年
  • 制作国:デンマーク・ドイツ
  • 監督:マーチン・サントフリート
  • キャスト:ローラン・モラ、ルイス・ホフマン、ジョエル・バスマン、ミケル・ボー・フォルスゴー
  • 評価:★★★★★

『ヒトラーの忘れもの』は、第二次世界大戦終結後に実際に行われたドイツ人捕虜による地雷撤去を題材にした作品です。

戦争が終わった後も悲劇は終わらず、まだ幼さの残る少年兵たちが命がけで地雷を撤去する姿が描かれます。地雷を一本ずつ処理する場面は終始緊張感に包まれ、派手な戦闘シーンがなくても息をのむ展開が続きます。

また、最初は少年たちを憎んでいたデンマーク軍曹が、彼らと接する中で少しずつ心境を変えていく人間ドラマも見どころです。戦争に勝者も敗者もないこと、そして憎しみの連鎖が新たな悲劇を生むことを静かに訴えかける、心に深く残る一本です。

16.「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」戦車アクション好きなら必見の戦争映画

✔こんな人におすすめ

・戦車戦が好きな人
・迫力あるアクション映画を見たい人
・エンターテインメント性の高い戦争映画を楽しみたい人

第二次世界大戦中、ドイツ軍の捕虜となったソ連軍戦車兵ニコライは、訓練用として使用されるT-34戦車に乗せられる。しかし彼は仲間たちとともに大胆な脱出作戦を決行し、自由を目指す。

  • 制作年:2018年
  • 制作国:ロシア
  • 監督:アレクセイ・シドロフ
  • キャスト:アレクサンドル・ペトロフ、ヴィクトル・ドブロンラヴォフ、ヴィンツェンツ・キーファー、イリーナ・ストラシェンバウム
  • 評価:★★★★★

『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』は、ソ連の名戦車「T-34」の活躍を描いた戦車アクション映画です。

ドイツ軍の訓練をするために、「的」としてT34に乗せられたソ連の兵士が、訓練地から脱出するという設定が面白いです。

また、本作の最大の魅力は、迫力満点の戦車戦です。砲弾が飛び交う様子や戦車同士の駆け引きがスピード感あふれる映像で描かれ、まるで戦場にいるかのような臨場感を味わえます。特にスローモーションを効果的に取り入れた演出は印象的で、戦車戦の迫力をより引き立てています。

ストーリーは史実を忠実に再現した作品というより、エンターテインメント性を重視した内容です。

そのため、リアルな戦争ドラマというよりは、爽快感のあるアクション映画として楽しめます。戦車映画が好きな人にはぜひおすすめしたい一本です。

詳細なレビューは以下です。

【実話】映画『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』のあらすじ、ネタバレ、キャスト、感想

17.「聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-」名将・山本五十六の苦悩を描いた戦争ドラマ

✔こんな人におすすめ

・太平洋戦争を描いた映画を見たい人
・歴史上の人物を題材にした作品が好きな人
・戦闘だけでなく戦略や人間ドラマを楽しみたい人

太平洋戦争開戦前から戦死するまでの聯合艦隊司令長官・山本五十六の生涯を描く。真珠湾攻撃やミッドウェー海戦など、日本海軍の命運を左右した決断と、その裏にあった苦悩に迫る。

  • 制作年:2011年
  • 制作国:日本
  • 監督:成島出
  • キャスト:役所広司、玉木宏、香川照之、阿部寛、柄本明
  • 評価:★★★★☆

『聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-』は、日本海軍を率いた山本五十六の視点から太平洋戦争を描いた歴史ドラマです。

本作では、真珠湾攻撃を成功へ導いた一方で、日米開戦そのものには慎重だった山本五十六の葛藤が丁寧に描かれています。派手な戦闘シーンだけではなく、軍上層部との対立や、日本の将来を憂う姿が印象的です。

主演の役所広司は、冷静さと人間味を兼ね備えた山本五十六を見事に演じています。戦略や政治的な駆け引きも多く描かれているため、戦史に興味がある人はもちろん、人物伝としても楽しめる作品です。太平洋戦争を別の視点から知りたい人におすすめの一本です。

18.「SISU/シス 不死身の男」圧倒的な爽快感が魅力の戦争アクション

✔こんな人におすすめ

・爽快な戦争アクション映画を見たい人
・テンポの良い作品が好きな人
・第二次世界大戦を舞台にした異色の映画を楽しみたい人

第二次世界大戦末期のフィンランド。金鉱を発見した元特殊部隊員アアタミは、大量の金を持ち帰る途中でナチス・ドイツ軍に襲われる。しかし、彼は「死なない男」と恐れられる伝説の兵士だった。

  • 制作年:2022年
  • 制作国:フィンランド
  • 監督:ヤルマリ・ヘランダー
  • キャスト:ヨルマ・トンミラ、アクセル・ヘニー、ジャック・ドゥーラン、ミモサ・ヴィッラモ
  • 評価:★★★★★

『SISU/シス 不死身の男』は、第二次世界大戦を舞台にした戦争映画でありながら、アクション映画としての爽快感を前面に押し出した異色の作品です。

主人公アアタミは寡黙でほとんど言葉を発しませんが、圧倒的な戦闘能力でナチス兵を次々と倒していきます。戦闘シーンはテンポが良く、派手なアクションが続くため最後まで飽きることなく楽しめます。

史実を忠実に描いた作品ではなく、エンターテインメント性を重視した内容ですので、戦史として映画を楽しみたい人には不向きです。

ただし、その分アクション映画としての完成度は非常に高く、痛快な復讐劇を楽しみたい人におすすめです。上映時間も約90分とコンパクトなので、気軽に楽しめる一本です。

19.「バンド・オブ・ブラザース」史上最高傑作との呼び声も高い戦争ドラマ

✔こんな人におすすめ

・第二次世界大戦をじっくり描いた作品を見たい人
・リアルな戦場や兵士たちの絆を描いた作品が好きな人
・戦争映画ファンなら絶対に見ておきたい名作を探している人

第二次世界大戦中、アメリカ陸軍第101空挺師団E中隊(イージー中隊)の兵士たちが、ノルマンディー上陸作戦から終戦まで戦い抜く姿を実話をもとに描いた全10話の戦争ドラマ。

  • 制作年:2001年
  • 制作国:アメリカ
  • 監督:フィル・アルデン・ロビンソン、デヴィッド・フランケルほか
  • 製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、トム・ハンクス
  • キャスト:ダミアン・ルイス、ロン・リヴィングストン、ドニー・ウォールバーグ、マイケル・ファスベンダーほか
  • 評価:★★★★★

『バンド・オブ・ブラザース』は、実在したアメリカ陸軍第101空挺師団イージー中隊の戦いを描いた戦争ドラマです。

製作総指揮は『プライベート・ライアン』を手がけたスティーヴン・スピルバーグとトム・ハンクス。本作もリアリティを徹底的に追求しており、ノルマンディー上陸作戦からバルジの戦い、ドイツ本土への進撃、終戦までを兵士たちの視点で丁寧に描いています。

映画では描き切れない兵士一人ひとりの成長や友情、恐怖、葛藤が全10話を通して描かれており、戦場の臨場感と人間ドラマは圧巻です。戦闘シーンの迫力はもちろん、実在した兵士たちへのインタビュー映像も作品に重みを与えています。

戦争映画が好きなら、一度は見ておきたい最高傑作の一つです。

20.「ザ・パシフィック」太平洋戦線の壮絶な戦いを描いた戦争ドラマの傑作

✔こんな人におすすめ

・太平洋戦争を描いた作品を見たい人
・リアルな戦場描写が好きな人
・「バンド・オブ・ブラザース」が好きな人

第二次世界大戦中、アメリカ海兵隊の兵士たちがガダルカナル島、ペリリュー島、硫黄島、沖縄など太平洋戦線の激戦地を戦い抜く姿を、実在した兵士たちの体験をもとに描いた全10話の戦争ドラマ。

  • 制作年:2010年
  • 制作国:アメリカ
  • 監督:ジェレミー・ポデスワ、ティモシー・ヴァン・パタンほか
  • 製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、トム・ハンクス、ゲイリー・ゴーツマン
  • キャスト:ジェームズ・バッジ・デール、ジョセフ・マゼロ、ジョン・セダ、アシュトン・ホームズ
  • 評価:★★★★★

『ザ・パシフィック』は、『バンド・オブ・ブラザース』と同じくスティーヴン・スピルバーグとトム・ハンクスが製作総指揮を務めた戦争ドラマです。

本作では、ヨーロッパ戦線ではなく太平洋戦争を舞台に、アメリカ海兵隊の兵士たちが過酷なジャングル戦や島々での激戦を経験する姿が描かれます。ガダルカナル島やペリリュー島、硫黄島、沖縄戦など、実際の戦いをもとにした戦場描写は非常にリアルで、戦争の恐ろしさや兵士たちの精神的な苦しみが丁寧に表現されています。

全10話を通して、ユージーン・スレッジやロバート・レッキー、ジョン・ベイジロンという実在した兵士たちの視点から戦争を描いており、単なる戦闘シーンだけではなく、戦争が人間に与える深い傷や葛藤も描かれています。『バンド・オブ・ブラザース』とあわせて鑑賞したい、戦争ドラマの最高傑作の一つです。

ベトナム戦争のおすすめ映画

21.「プラトーン」ベトナム戦争の現実を描いた不朽の名作

✔こんな人におすすめ

・ベトナム戦争を描いた名作を見たい人
・リアルな戦場を体験したい人
・人間ドラマを重視した戦争映画が好きな人

1967年、志願してベトナム戦争に参加した青年クリス・テイラー。過酷なジャングルでの戦闘や仲間同士の対立を通して、戦争の現実と人間の本質を目の当たりにしていく。

  • 制作年:1986年
  • 制作国:アメリカ
  • 監督:オリバー・ストーン
  • キャスト:チャーリー・シーン、トム・ベレンジャー、ウィレム・デフォー、フォレスト・ウィテカー
  • 評価:★★★★★

『プラトーン』は、アカデミー賞作品賞を受賞したベトナム戦争映画の最高傑作の一つです。

ベトナム戦争に実際に従軍した経験を持つオリバー・ストーン監督が、自身の体験をもとに制作した作品で、戦場の恐怖や兵士たちの精神状態が非常にリアルに描かれています。敵との戦闘だけでなく、価値観の異なる上官同士の対立や、極限状態で揺れ動く兵士たちの心理も見どころです。

特に、ウィレム・デフォー演じるエリアス軍曹と、トム・ベレンジャー演じるバーンズ軍曹の対立は、本作を象徴する名場面の一つです。戦争の英雄譚ではなく、人間の善悪や戦争の残酷さを真正面から描いた作品で、戦争映画が好きなら一度は見ておきたい名作です。

22.「地獄の黙示録」狂気に支配された戦場を描く戦争映画の金字塔

✔こんな人におすすめ

・ベトナム戦争を描いた名作を見たい人
・重厚な人間ドラマや心理描写が好きな人
・映画史に残る傑作を鑑賞したい人

ベトナム戦争末期、アメリカ陸軍のウィラード大尉は、ジャングル奥地で独自の王国を築いたカーツ大佐の暗殺という極秘任務を命じられる。川をさかのぼる旅の中で、戦争が生み出す狂気を目の当たりにしていく。

  • 制作年:1979年
  • 制作国:アメリカ
  • 監督:フランシス・フォード・コッポラ
  • キャスト:マーティン・シーン、マーロン・ブランド、ロバート・デュヴァル、フレデリック・フォレスト
  • 評価:★★★★★

『地獄の黙示録』は、フランシス・フォード・コッポラ監督が手がけた、映画史に残る戦争映画の傑作です。

本作は単なる戦争映画ではなく、戦争によって人間が狂気へと変わっていく姿を描いた心理ドラマでもあります。川をさかのぼる旅は、まるで人間の心の奥深くへ入り込んでいくような構成になっており、独特の映像美と緊張感に引き込まれます。

中でも、ロバート・デュヴァル演じるキルゴア中佐のヘリコプター部隊による戦闘シーンや、マーロン・ブランド演じるカーツ大佐の圧倒的な存在感は本作を象徴する名場面です。アクションだけでなく、「戦争とは何か」「人間の本質とは何か」を深く考えさせられる一本で、映画好きなら一度は見ておきたい名作といえるでしょう。

23.「ディア・ハンター」戦争が人生を変えた男たちを描く不朽の名作

✔こんな人におすすめ

・人間ドラマを重視した戦争映画が好きな人
・ベトナム戦争を描いた名作を見たい人
・アカデミー賞受賞作品を鑑賞したい人

アメリカの製鉄所で働く3人の親友は、ベトナム戦争へ出征する。戦場での壮絶な体験は彼らの人生を大きく変え、それぞれが深い心の傷を抱えながら故郷へ戻ることになる。

  • 制作年:1978年
  • 制作国:アメリカ
  • 監督:マイケル・チミノ
  • キャスト:ロバート・デ・ニーロ、クリストファー・ウォーケン、ジョン・サヴェージ、メリル・ストリープ
  • 評価:★★★★★

『ディア・ハンター』は、アカデミー賞作品賞を受賞した戦争映画の傑作です。

本作は戦闘シーンだけでなく、戦争によって人生を狂わされた若者たちの姿を丁寧に描いた人間ドラマとして高く評価されています。前半の日常描写が長く続くため、最初はゆったりとした展開に感じるかもしれません。しかし、その穏やかな日常があるからこそ、ベトナム戦争が彼らから奪ったものの大きさがより強く伝わってきます。

特に、ロシアンルーレットの場面は映画史に残る名シーンとして知られ、極限状態に置かれた兵士たちの恐怖や絶望を強烈に印象づけます。派手なアクションではなく、人間の心に残る傷や戦争の悲惨さを描いた名作として、今なお多くの映画ファンに支持されている作品です。

24.「7月4日に生まれて」戦争が一人の青年の人生を変えた実話の名作

✔こんな人におすすめ

・実話をもとにした戦争映画を見たい人
・ベトナム戦争の影響を深く知りたい人
・感動する人間ドラマが好きな人

愛国心に燃えて海兵隊へ入隊したロン・コーヴィックは、ベトナム戦争で重傷を負い下半身不随となる。帰国後も社会との葛藤に苦しみながら、自らの信念を見つめ直していく実話に基づく物語。

  • 制作年:1989年
  • 制作国:アメリカ
  • 監督:オリバー・ストーン
  • キャスト:トム・クルーズ、レイモンド・J・バリー、キーラ・セジウィック、ウィレム・デフォー
  • 評価:★★★★☆

『7月4日に生まれて』は、ベトナム戦争の英雄ではなく、戦争によって人生を大きく変えられた一人の青年を描いた実話映画です。

主人公ロン・コーヴィックを演じるトム・クルーズは、それまでのイメージを覆す熱演を見せ、本作でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされました。戦場の激しい戦闘だけでなく、帰国後に直面する苦悩や社会との対立、そして反戦運動へと向かう心の変化が丁寧に描かれています。

監督は、実際にベトナム戦争へ従軍した経験を持つオリバー・ストーン。本作は『プラトーン』『天と地』と並ぶ「ベトナム戦争三部作」の一つとしても知られています。戦争が兵士や家族、社会に残す深い傷を考えさせられる、心に強く残る名作です。

25.「フルメタル・ジャケット」兵士が戦争に変えられていく姿を描いた傑作

✔こんな人におすすめ

・ベトナム戦争映画の名作を見たい人
・戦争が人間に与える影響を描いた作品が好きな人
・スタンリー・キューブリック監督作品を見たい人

ベトナム戦争に従軍する海兵隊員たちを描いた作品。過酷な新兵訓練から激戦のベトナム戦線までを通して、戦争が兵士たちの心をどのように変えていくのかをリアルに描く。

  • 制作年:1987年
  • 制作国:イギリス・アメリカ
  • 監督:スタンリー・キューブリック
  • キャスト:マシュー・モディーン、R・リー・アーメイ、ヴィンセント・ドノフリオ、アダム・ボールドウィン
  • 評価:★★★★☆

『フルメタル・ジャケット』は、巨匠スタンリー・キューブリック監督が手がけたベトナム戦争映画の傑作です。

本作は前半と後半で大きく雰囲気が変わるのが特徴です。前半では、鬼教官ハートマン軍曹による過酷な新兵訓練が描かれます。容赦ない訓練によって兵士たちが精神的に追い詰められていく様子は非常に衝撃的で、映画史に残る名シーンとして知られています。

後半では舞台をベトナムへ移し、市街戦や狙撃兵との戦いを通して戦争の狂気と虚しさが描かれます。派手な戦闘だけではなく、「戦争が人間をどう変えてしまうのか」というテーマを深く掘り下げた作品であり、戦争映画ファンなら一度は見ておきたい名作です。

26.「ハンバーガー・ヒル」ベトナム戦争の壮絶な戦いを描いた隠れた名作

✔こんな人におすすめ

・ベトナム戦争映画が好きな人
・リアルな戦闘シーンを楽しみたい人
・実話をもとにした戦争映画を見たい人

1969年、ベトナム戦争下のア・ショウ渓谷。アメリカ陸軍第101空挺師団の兵士たちは、「937高地」の制圧を命じられる。激しい抵抗を受けながらも、何度も突撃を繰り返す過酷な戦いが始まる。

  • 制作年:1987年
  • 制作国:アメリカ
  • 監督:ジョン・アーヴィン
  • キャスト:アンソニー・バリル、マイケル・ボートマン、ドン・チードル、ディラン・マクダーモット
  • 評価:★★★★☆

『ハンバーガー・ヒル』は、実際に行われた「937高地の戦い」をもとに制作されたベトナム戦争映画です。

本作の最大の魅力は、戦場のリアルさです。泥だらけのジャングルを進み、激しい銃撃を受けながら何度も同じ丘へ突撃する兵士たちの姿は非常に生々しく、戦争の過酷さが痛いほど伝わってきます。

派手な演出や英雄的な描写はほとんどなく、極限状態の中で戦い続ける兵士たちの日常や友情、恐怖を丁寧に描いている点も見どころです。

「ハンバーガー・ヒル」という題名は、兵士たちが肉挽き機にかけられるように次々と倒れていったことから付けられた愛称に由来しています。

ベトナム戦争映画の中では知名度はやや低いものの、リアリティを重視した作品を探している人にはぜひおすすめしたい一本です。

現代戦・対テロ戦争のおすすめ映画

27.「ローン・サバイバー」絶望的な状況で戦い抜いた兵士たちの実話

✔こんな人におすすめ

・現代戦を描いた戦争映画を見たい人
・実話をもとにした作品が好きな人
・緊張感あふれる戦闘シーンを楽しみたい人

2005年、アフガニスタンで行われた「レッド・ウィング作戦」。4人のアメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズ隊員は偵察任務中に敵へ発見され、圧倒的に不利な状況で壮絶な戦いに巻き込まれていく。

  • 制作年:2013年
  • 制作国:アメリカ
  • 監督:ピーター・バーグ
  • キャスト:マーク・ウォールバーグ、テイラー・キッチュ、エミール・ハーシュ、ベン・フォスター、エリック・バナ
  • 評価:★★★★★

『ローン・サバイバー』は、実際にアフガニスタンで行われた「レッド・ウィング作戦」をもとに制作された戦争映画です。

本作の魅力は、特殊部隊の戦闘を徹底したリアリティで描いている点です。敵に包囲され、弾薬も尽きかける極限状態の中で戦い続ける兵士たちの姿は圧倒的な緊張感があります。銃撃戦や山岳地帯での戦闘は迫力満点で、一瞬たりとも目が離せません。

また、戦闘だけでなく、仲間を決して見捨てない特殊部隊員たちの絆や使命感も本作の大きな見どころです。現代戦を描いた作品の中でも完成度が高く、戦争映画ファンならぜひ見ておきたい一本です。

28.「ハート・ロッカー」爆弾処理班の極限状態を描いたアカデミー賞受賞作

✔こんな人におすすめ

・現代戦を描いたリアルな戦争映画を見たい人
・サスペンス映画のような緊張感を味わいたい人
・アカデミー賞受賞作品を見たい人

イラク戦争下のバグダッド。アメリカ陸軍の爆発物処理班(EOD)に配属されたジェームズ軍曹は、命がけで即席爆発装置(IED)の処理任務に挑む。極限状態の中で任務を続ける兵士たちの姿を描く。

  • 制作年:2008年
  • 制作国:アメリカ
  • 監督:キャスリン・ビグロー
  • キャスト:ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー、ブライアン・ジェラティ、ガイ・ピアース
  • 評価:★★★★★

『ハート・ロッカー』は、イラク戦争を舞台に爆発物処理班の任務を描いた戦争映画です。

本作には大規模な戦闘シーンは多くありませんが、その代わりに「目の前の爆弾が爆発するかもしれない」という恐怖が全編を通して描かれています。一歩間違えれば命を落とす緊張感が続き、派手なアクションとは異なるリアルな戦場を体験できます。

主演のジェレミー・レナーの熱演も素晴らしく、任務に魅了され、平和な日常には戻れなくなっていく主人公の心理描写も見どころです。第82回アカデミー賞では作品賞・監督賞を含む6部門を受賞しており、現代戦を描いた作品の中でも特に評価の高い一本です。

29.「ゼロ・ダーク・サーティ」ビンラディン追跡作戦を描いた緊迫のサスペンス

✔こんな人におすすめ

・現代戦や対テロ作戦を描いた作品が好きな人
・実話をもとにした映画を見たい人
・緊張感あふれるサスペンスを楽しみたい人

2001年のアメリカ同時多発テロ事件後、CIA分析官マヤは、アルカイダ指導者ウサマ・ビンラディンの行方を追い続ける。約10年に及ぶ執念の捜査と、特殊部隊による急襲作戦を描いた実話をもとにした作品。

  • 制作年:2012年
  • 制作国:アメリカ
  • 監督:キャスリン・ビグロー
  • キャスト:ジェシカ・チャステイン、ジェイソン・クラーク、ジョエル・エドガートン、カイル・チャンドラー
  • 評価:★★★★★

『ゼロ・ダーク・サーティ』は、アメリカ同時多発テロ事件後に行われたビンラディン追跡作戦を描いた実話ベースの作品です。

本作は派手な戦闘シーンよりも、CIAによる情報収集や分析、容疑者の追跡といった諜報活動をリアルに描いている点が特徴です。主人公マヤが10年近くにわたり執念深く捜査を続ける姿は非常に見応えがあります。

終盤の特殊部隊「ネイビーシールズ」による急襲シーンは、緊張感あふれる演出で映画史に残る名場面の一つです。無駄な演出を排したリアルな描写が続き、まるで作戦に同行しているかのような臨場感を味わえます。

戦争映画というよりは、対テロ戦争を描いた軍事サスペンスとして非常に完成度が高く、『ローン・サバイバー』『アウトポスト』『ハート・ロッカー』が好きな人には特におすすめの一本です。

まとめ

U-NEXTには、第二次世界大戦を描いた名作から、ベトナム戦争、現代戦、実話をもとにした作品まで、さまざまな戦争映画が配信されています。それぞれ作品ごとに描くテーマや視点が異なるため、迫力ある戦闘シーンを楽しみたい方はもちろん、人間ドラマや歴史を深く学びたい方にも満足できる作品が見つかるでしょう。

今回紹介した作品が気になった方は、ぜひU-NEXTを利用してみてください。豊富な戦争映画を好きなタイミングで楽しめるほか、映画以外にもアニメやドラマ、電子書籍など幅広いコンテンツが充実しています。

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