Amazonプライムビデオで韓国映画『暗殺』を見ました。
日本統治下の韓国で、韓国独立軍が日本の司令官を暗殺しようとする話です。
この映画の配信、あらすじ、ネタバレ、キャスト、感想を紹介します。
『暗殺』の配信
暗殺はAmazonプライムビデオで見放題配信中です。
プライム会員になると無料で見られます。
『暗殺』のあらすじ
暗殺に失敗
1911年、日本支配下の朝鮮。抵抗運動家のヨム・ソクチンは、親日派の実業家カン・イングクと日本の司令官を殺害しようとしますが、失敗します。
その夜、カンは自分の妻がヨムに協力していたことを知り、彼女を殺します。これを見た乳母は、カンの双子の娘の1人と逃げます。
ヨムは日本のスパイに
1933年、朝鮮、中国、満州では、30以上の朝鮮独立派が活動しています。ヨムは、そのうちの1つのグループのリーダーでしたが、彼は日本軍の拷問によって寝返り、日本側のスパイとなっています。しかし、仲間たちは彼がスパイであることを知りません。
ヨムは、杭州でキム・クーなどの韓国の政治家と会い、独立軍の精鋭であるチュ・サンオク(速射砲)、ファン・ドクサム(爆弾専門家)、アン・オギュン(凄腕のスナイパー)の3人を集め、上海でカンと川口守という日本の将軍を暗殺してほしいと頼まれます。しかし、彼らを上海に連れてきたヨムは、その情報を日本側に伝えます。
ヨムの忠誠心を疑うキム・クーは、部下のミョンウとセグァンに、ヨムを尾行し、スパイなら殺せと指示します。しかし、ヨムは銃撃戦の末、彼らを殺します。
さらに、ヨムはハワイ・ピストルという凄腕の殺し屋にレジスタンスの3人が日本のスパイだと嘘をつき、殺すよう依頼します。そして、ハワイ・ピストルはソウルでチュを銃撃します。
ガソリンスタンドで待ち伏せ
チュを失ったファンとアンの2人は、ガソリンスタンドでターゲットを待ち伏せをします。しかし、ガソリンスタンドに来た車はおとりで、ファンと親韓派の木村が殺されてしまいます。
アンはハワイ・ピストルに待ち伏せされますが、彼は彼女に同情し、助けます。さらに、アンがカンの行方不明の双子の娘(満子)であることを知ります。
カンのもう1人の娘は、川口の息子と婚約しており、アンの存在を知って彼女のアパートを訪れますが、父のカンとヨム、そして兵士たちによって殺されてしまいます。彼らはアンを殺したと誤解します。
数日後、アンは双子の娘になりすまし、花嫁として結婚式に出席します。ハワイ・ピストル、バディ、そして、回復したチュの3人が結婚式を襲撃します。アンは川口を殺し、ハワイ・ピストルはカンを殺します。
ビッグガンは、川口の息子を人質にして逃げようとしたところを撃たれ、彼らは軍に包囲されてしまいます。ハワイ・ピストルは、上海で再会することを約束して、アンとキスをします。
外に出たアンは日本兵に助けられ、その後、上海に戻ります。ハワイ・ピストルとバディは逃げようとしますが、ヨムに殺されてしまいます。
ヨムは日本への貢献を認められ、秘密警察の長官となります。しかし、第二次世界大戦で日本は敗北し、韓国は解放されます。
戦後
1949年、ヨムは韓国警察の幹部となります。戦争犯罪調査委員会はヨムを調査しますが、彼はレジスタンス活動をしていたと無罪を主張します。さらに、ヨムの有罪を証明する唯一の目撃者が殺害されていたため、告発は取り下げられます。
裁判を終え、街中を歩いていたヨムは、アンとミョンウに出会います。2人はヨムを撃ち、ヨムは死にます。
『暗殺』の監督、キャスト
『暗殺』のキャスト
- アン・オギュン(韓国独立軍の凄腕スナイパー。満子) / チョン・ジヒョン
- ヨム・ソクチン(臨時政府警務局隊長。日本側のスパイ) / イ・ジョンジェ
- ハワイ・ピストル(殺し屋) / ハ・ジョンウ
- 爺や、バディ(ハワイ・ピストルのパートナー) / オ・ダルス
- チュ・サンオク(速射砲) / チョ・ジヌン
- カン・イングク(親日派)/ イ・ギョンヨン
- ファン・ドクサム(爆弾専門家。行動派独立軍)/ チェ・ドクムン
- 執事 / キム・ウィソン
- 川口守 / パク・ビョンウン(朝鮮駐屯軍司令官)
『暗殺』の監督
- チェ・ドンフン
その他の監督作品に、『10人の泥棒たち』『チョン・ウチ 時空道士』などがあります。
『暗殺』の感想
重い歴史がテーマの作品ですが、激しい銃撃戦や、スパイによる裏切りなど、アクションやサスペンス映画としてとても楽しめました。
ただし、複数のレジスタンスや、双子の姉妹など、人物関係を理解するのが少し大変でした。
また、役者の日本語が少しつたない感じがするので、せめて日本人役は日本人が演じたほうがいいのではと思いました。